本当のクルマの味とは? 日産キャラバンに思う
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
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今回乗ったのは、130psの2リッター直4ガソリンエンジンを積む「プレミアムGX」。新型キャラバンの売りは新開発のディーゼルだが、そうは言っても手軽なのはガソリン版で、この2リッターも基本は変えぬまま、オルタネーターの制御を変えて減速エネルギーをバッテリーに溜められるようにしたり、低フリクション化や低アイドリング化を計って、排ガスもキレイにし、遂にJC08モード燃費で9.7km/Lを達成。結果、2リッターエンジン車はすべて減税対象になっている。
が、これまた乗るとそう言う問題ではない。アイドリングからしてある程度はエンジン音が入って来て、それなりにうるさいが、妙に気持ちいい。加速感にしろ、ビュンビュン回るエンジンではないが、トルクが下からコンコンと沸いてきて予想外にスムーズ。車重1.8トンという重めのボディを、余裕の力で走らせてくれる。
ハンドリングも、従来の商用ワンボックスから考えるとスムースで気持ちいいが、それでもキャビンが限界まで前に来ているので、どうにも視界がトラックっぽいし、乗り心地もそうだ。旧型に比べて、路面からくるザラついた感じや、大きなうねりに対する上下動は減ったとはいえ、ミニバンよりは大きい。でも、そこがあえて大きいクルマを走らせている実感を感じさせてくれる。
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