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新型コルベットは初のミッドシップとは思えない完成度。FRをやめた理由とは何か?

上質な乗り心地、リニアな反応、掴みやすい車両感覚

サスペンションは形式こそ4輪ダブルウィッシュボーンで変わっていないが、スプリングが横置き樹脂製リーフから、遂にコイルへと置き換えられた。リーフは軽量化、省スペースなどのメリットの一方、車両挙動を独特の癖のあるものにしていただけに、これは進化と受け取っていいはずだ。

標準ではランフラットのオールシーズンタイヤを履くが、オプションのZ51パッケージを選べばやはりランフラットのサマータイヤ、具体的にはミシュランPS4Sがセットされる。同時にサスペンション、ブレーキ、ESPの制御などが変更され、パフォーマンスエキゾーストやeLSDと呼ばれる電子制御LSDも装備される。外観上はフロントスプリッター&リアスポイラーが識別点。また、それとは別にマグネティックライドコントロールも装着可能である。

試乗車はこのZ51パッケージと、マグネティックライドコントロールの装着車。これは日本仕様とほぼ同スペックとなる。街中を走り出して目を瞠(みは)ったのが、その快適性の高さ。ボディは剛性感高く、サスペンションの動きはしなやかで、乗り味は上質とすら表現したくなる。舞台がアメリカだけに路面の継ぎ目などでは鋭く突き上げるが、車体が軽いおかげもあって鋭角的な衝撃が伝わることはない。

エンジンは低速からトルクが豊かなだけでなく、アクセル操作にリニアな反応が嬉しい。さすが大排気量自然吸気。躾の行き届いた8速DCTと相まって、タウンスピードですらクルマとの一体感を堪能させてくれるのだ。

視界の良さも特筆したいポイントである。フロントピラーが細く、またダッシュ高が25mm下げられている上に着座位置自体が600mm前進していることから、前方が非常に見やすく、左右フェンダーがしっかり視界に入るから車両感覚も掴みやすいのだ。これは街中だけに留まらず、ワインディングロードやサーキットでも有効なことは言うまでもない。

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