トヨタの総力を結集した新型ノア/ヴォクシー。克服した2つの弱点とは?
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹 362
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先代の弱点であった安全装備も大幅に充実し、高級車にオプションとして用意されるような機能まで選ぶことができる。
予防安全機能「トヨタセーフティセンス」は最新バージョンをノア/ヴォクシーから投入。一般道を走行中、歩行者に近づきすぎないよう操舵や減速を支援したり、前方のカーブや車両に対し車速が高いと判断した場合、減速をアシストする「プロアクティブドライビングサポート」などを搭載する。
ちなみにプロアクティブドライビングサポートの減速具合は”強めのエンジンブレーキ”程度だそうで、下り坂で前にクルマがいればブレーキ操作なしで下っていけるほどだという。もちろん過信は禁物だが、運転に不慣れなユーザーにとってとても助かる機能だろう。
ほかにも、高速道路での渋滞走行時に、一定の条件下でステアリングから手を放して走行できる「アドバンストドライブ」や、駐車を支援する「アドバンストパーク(リモート機能付き)」、降車時に後方から接近する車両や自転車を検知し、電動スライドドアを開ける操作を停止する「安心降車アシスト」などをオプションで用意。トヨタの持てる技術を余すことなく詰め込んでいる。
アドバンストパークを実際に体験してみると、これなら運転が上手い人とそん色ないと言えるレベルの速さとスムーズさ。スマートフォンでの遠隔操作にも対応し、運転に不慣れなユーザーが乗る機会が多いモデルだからこそ価値ある装備となるだろう。オプション価格を10万円強に抑えるなど、ユーザーが手の届く範囲に留めているのもポイントだ。
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