【世界に逆行】電動キックボード普及を進める日本の“黒幕”とは。石破内閣は規制強化で世論を味方につけよ
掲載 carview! 文:編集部 49
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暴走、信号や一方通行無視、二人乗り、飲酒運転、果ては高速道路侵入やひき逃げまで、ここ最近は市民の安全を脅かす迷惑極まりないアナーキーな移動体という評価が定着しつつある電動キックボード。
すでに多くの先進国が取り締まりの強化、あるいは都市部からの締め出しなど電動キックボードに対する規制を強めるなか、世界の潮流に逆らう形で普及に熱を上げる奇妙な国が何を隠そうこの日本だ。
そこで今回は、もはや狂気の沙汰としか思えない我が国の電動キックボード政策について、こんなことになってしまった原因を深掘りしていきたい。
まず、自動車や自転車、さらにはオートバイなど各種モビリティにとって必須の要件は何かといえば、最優先されるべきは「安全性」だ。
もちろん、乗員の安全だけでなく“周囲の道路利用者まで含めた安全”を考えることが重要なはず。
自動車の世界では、乗員を守るだけでなく、相手にとっても安全なボディ構造や、歩行者や自転車にも対応できる自動ブレーキ、踏み間違い予防など、相互安全をベースに技術が進化してきた背景がある。
一方、電動キックボードの安全性は、「特定小型原動機付自転車」の場合、ヘルメットの着用は努力義務(かぶらなくても罰則はない)、16歳以上なら免許すら不要(道交法の根本的な軽視)、挙げ句の果てには一部の歩道も通行可能など、自他双方に対して安全性という概念がかつてないほど隅に追いやられている。
(次のページに続く)
#電動キックボード #暴走 #マイクロモビリティ推進協議会 #LUUP #信号無視 #規制強化
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