新型SAI、“高級版プリウス”以上の意欲作!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
というわけで新しくなったSAIに乗ってみよう。よく見るとビックリするのは、ある種"作り込みの鬼"であることだ。今回、加藤さんが一番意識したことは、「前回以上にデザイナーにやりたいことを思いっきりやってもらう」ことで、シンプル&高級を狙いすぎてイマイチ目立てなかった先代SAIの反省が生きている。
目立つのはやはりフロントマスクで、新たに纏った横一線のLEDヘッドライトは、夕方になるとかなり独特の妖しいムードを醸し出す。聞けば、この横長ライトユニットを装着するために、九州工場の一部ライン工程を見直したほどで、相当なキモ入り。リアもまた同様に印象的な超横長で他にない印象。
だが、それ以上に見れば見るほどそもそもプリウスと全然違ってた…と気付いてくる。まず骨格からしてハッチバックのプリウスとはまるで違う完全なる3ボックスボディだ。当然、独立トランクを備えていて、しかもこのトランク内張りの上面にまで内装張りがしてあって、まさにクラウンでもやってない手間暇。前後バンパーの左右の"エラ"のところの張り出しも迫力十分で、普通のオヤジセダンとはかなり違う。
座ってみると一番違うのはリアシートのゆったりさだろう。プリウスが空力最優先でリアのルーフをかなり絞って頭上が狭いのに対し、SAIはそれほどでもなく、リアの居住性を確保してある。ヒザ回りもクラウンよりは若干狭いようだが、FF車だけに、結構広い。
それからインパネだが、改めて見ると「こんなに凝ってたっけ?」と思うデザインだ。ウッド調パネルや一部の本革素材もさることながら、二段重ねのセンター部は、プリウス的な未来イメージではなく、どちらかというと和風かもしれない。
しかもそれでいてマテリアルにはやたらにこだわっている。例えば普通のファブリックシートだが、そこらのカローラやコロナと違って、高級な織物調。特に新採用した「茜色」のインテリアは、まさしくジャパニーズモダンで、懐かしのプログレを思わせる出来。先代SAIでは、あまり伝わってこなかった世界観だ。
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