完全に一新されたはずなのに現行ガソリン車と見分けがつかない新型EV、フィアット500eはどこが違うの?
掲載 更新 carview! 写真:FCA 38
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一方、広さも増したというインテリアはダッシュボード周りを中心に大幅にモダナイズされ、センターメーターはフル液晶タイプ、ダッシュ中央には大型のワイドディスプレイとエアコン操作パネルが置かれ、そこから突き出すようなトレイに生えていたATのセレクトノブは姿を消して、エアコンのボタンと似たような形状のPRNDのボタンがすっきりと並んでいます。また、前席シート間には細身ながらもセンターコンソールがつくられ、電動式パーキングブレーキやオーディオのコントローラー、小物入れが備わります。
新型500eのバッテリー容量は42kWhで、日産「リーフ」(40kWh/WLTCで322km)とほぼ同レベル。WLTCモードでの最大航続距離は320kmと、シティコミューターとしては十分なレベルに達しています。欧州仕様では85kWの急速充電器に対応して50km走行分の電力を5分で、80%までは35分でチャージ可能。日本のチャデモ(50kWh)への対応などはこれから決まることになりそう。
最高速度は150km/hでリミッターが作動、0-100km/h加速は9.0秒。走行モードはノーマル、レンジ、シェルパの3種類が用意され、エコモードの“シェルパ”は最高速度が80km/hに制限されるほか、空調やヒーターもオフとなって電力消費を抑えます。“レンジ”は回生ブレーキを強く効かせるワンペダルドライブモード、“ノーマル”はエンジン車に近い操縦性とのこと。
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