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独オペルに救世主現る インシグニア緊急試乗!

オペルの救世主

日本からの撤退を余儀なくされたというだけでなく、どのマーケットに於いても不振が続いていたオペル。いわゆるプレミアム化の波には乗り遅れ、かと言って下からはセアトやシュコダにダチア、更には日本車や韓国車から突き上げられて、存在感を薄めてしまっていたのだ。

しかし1台のモデルが、そんなオペルを救った。それがこのインシグニア。登場から話題を呼び、そして市場に喝采をもって迎えられたこのまったく新しいオペルは、2009年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するのである。

従来のベクトラの後継車として位置づけられるインシグニアの好評の一番の理由。それは流麗なスタイリングだ。これまでのいかにも実用車然とした姿から、ダイナミックで抑揚に富んだフォルムへ。フロントドアパネルから始まるキャラクターラインも印象的だ。正直「何だよ、やればできるじゃん!」と思ってしまったが、これがヨーロッパ・メーカーの底力なのだろう。そろそろ登場の次期アストラも、この路線。相当カッコ良く仕上がっているようだ。

ボディサイズは全長4830mm×全幅1856mm×全高1498mmと、かなり大きい。しかし、そのぶん室内は広々。後席も大柄なドイツ人を2人、場合によっては3人詰め込むのに十分な余裕がある。一方、ラゲッジスペースは490リッターと外寸を考えればとりたてて大きくは無い。

インテリアのデザインも随分あか抜けた印象だ。スイッチ類が多過ぎるのは事実ながら、電動パーキングブレーキの採用で空いたスペースには流行にのったダイヤル式のマルチファンクション・インフォテイメントコントローラーが備わる。内装トリムの材質にも安っぽさは無い。

プレミアムを謳うものもそうでないものも大胆なデザイン変革を進める中で、立ち遅れてしまっていた感のオペルだが、インシグニアはその評価を1台で覆してしまったと言えるだろう。

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