ポルシェ911、ベストバイのモデルはどれだ!?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:菊池 貴之
ここで清水流のポルシェの選び方を伝授しよう。圧倒的にPDKが有利だがそれでも私はMTをチョイスしたい。グレードは3.4リッターの素のエンジンを積むカレラで良いと思う。
ポルシェディーラーに行けば分かるが、ポルシェビジネスは魅力的なオプションで溢れている。調子の乗るとカレラSでも乗りだし2000万円になりそうだ。また、この後で出てきそうなオプションのスポーツシャシーも気になる。ポルシェのことだからきっとメカニカルタイプのLSDをMTに装備するに違いないなどと考えていると買うチャンスを失ってしまいそう。
オプションの話をすると、清水流はまずブレーキから決める。ポルシェを買うならPCCB(カーボンコンポジットブレーキ)を買わずして何を買うと言いたい。PCCBはブレーキの利きだけでなく、ホイールが汚れないメリットも大きい。パナメーラでもカイエンでもPCCBは不可欠だと思う。
PDCC(可変スタビライザー)の効用はどうか。150km/h以上のハイスピードハンドリングなら効くが、もともと911は低重心なので高いロール剛性を持っている。そもそもPDCCは車高が高いカイエンで開発されたアイテム。つまり、991型で極上の乗り心地とハンドリングを求めるならPDCCは必要かもしれない、程度に理解しておこう。
PCCBと7速MTが決まったので最後にエンジンを選ぶ。もちろん、予算が許せばカレラSのパフォーマンスは感動的だが、素のカレラが示す燃費の良さは驚きものだ。八ヶ岳まで往復してもリッター12km/Lで走ることができる。高速クルージング中、気がつくとエンジンはアイドル回転に戻っている(コースティング=セーリングと同じ意味)。街中ではアイドルストップは当たり前。
新型991選びに悩んでいるなら、是非清水流を参考にしてほしい。素のカレラの7速MTにPCCBをオプションで選ぶ。知的でクールなポルシェ選びではないだろうか。そろそろパワーウォーズに終止符を打ってもいいかもしれない。
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