ホンダ N-VAN 6速MT車も設定するNシリーズ唯一の軽商用車
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 184
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 184
ホンダ「N-VAN」は、「N-BOX」を中心に大人気となっているホンダ「Nシリーズ」の6車種目として2018年7月に登場した、シリーズ初の軽商用バンです。
軽乗用車であるN-BOXとデザインは似てますが、こちらN-VANはよりシンプルで、積載性能を重視した形状になっています。
ボディタイプは当初「ハイルーフ仕様」と「標準ルーフ仕様」がありましたが、2021年2月のマイナーチェンジで全車ハイルーフとなりました。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1945mm(4WDは1960mm)です。
N-VANのデザインキャラクターは2タイプに分かれていて、「G」と「L」は商用車らしいスタンダードなデザイン、「+STYLE FUN(プラススタイル ファン)」は丸目のフルLEDライトを備えた、ちょっと可愛らしいフロントマスクを採用しています。
乗車定員はいちおうN-BOXなどと同じ4名ですが、商用バンであるN-VANは運転席とラゲッジスペースの使い勝手こそを優先させているため、助手席と後部座席の作りはきわめてシンプルで、「たたまれること」を前提とした薄手のものです。
しかしその代わり、運転席のシートは新設計された疲れにくいタイプであり、ラゲッジスペースは完全フルフラットにすることができます。ちなみに運転席以外のすべてのシートを格納してしまえば、ビールケース40個を収容できますし、2635mmの長尺物を積載することも可能です。
また助手席側はN-BOXと違ってセンターピラーレス構造になっていますので、ボディの側面にもテールゲート以上に大きな開口部が用意されているのです。
基本となるエンジンは、N-BOX用の高効率エンジンを商用ユースに最適化した直列3気筒の自然吸気ですが、「+STYLE FUN・ターボ」では最高出力64psの活発なターボ付きエンジンとなります。
トランスミッションは商用車向けに最適化されたCVT(無断変速)を基本としつつ、自然吸気エンジン搭載グレードでは軽バン初の6MTも選択可能。駆動方式は、全グレードにFFと4WDの双方が設定されています。
あくまで商用利用を前提としているN-VANですが、いわゆる先進安全機能も普通に充実しています。
安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全車標準装備で、衝突被害軽減ブレーキや歩行者事故低減ステアリング、誤発進抑制機能(※)、アダプティブクルーズコントロール(※)、車線維持支援システム(※)といった乗用車と同等の機能が、軽商用バンであるにもかかわらず備わっています。(※は6MT車には装備されません)
さらには「オートエアコン」も全車標準装備であり、2021年2月の仕様変更ではベーシックな「G」と「L」にもオートライト/オートハイビームが追加されました。
次のページ>>+STYLE FUNならおしゃれ要素も標準装備
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ランチア、モータースポーツファン向け「HFビレッジ」公開…『イプシロン』新型でラリー復帰を祝う
スバル『フォレスター』X-BREAK S:HEV EX…冒険も日常もこれ一台[詳細画像]
【南アフリカ】日産「“新”ウォーリア」発表! 超タフ顔が超カッコイイ! 2.5リッター“ディーゼル”搭載の“ラダーフレームモデル”「ナバラ PRO-4X」登場
MT免許取得の仕組みが改正! 教習はAT免許が基本のカリキュラムに。
「堅実なレースができた」「達成すべき結果を達成できなかった」/F1バーレーンGP決勝コメント(2)
『ランクル250』をよりしなやかに、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」シリーズ
見た目以上に…「走るじゃん!」大きさ&重さを感じさせない軽快さに驚き!? BYD「シーライオン7」の印象は?【試乗記】
メルセデスのウルフ代表、ラッセル車に起きたDRSトラブルを説明「すべてのシステムに影響があった」
「すべて計画通りに進んだ」「学びの連続」「パフォーマンスに感銘を受けた」/F1バーレーンGP決勝コメント(1)
新車約100万円! トヨタ“新”「軽トラック」がスゴイ! 最上級「エクストラ」もイイ「“高コスパ”モデル」何が変わった? MT×4WDもある「ピクシストラック」どんな人が買う?
【MotoGP】ヤマハ、開発中V4エンジンをバレンシアでテストへ。ついにヨーロッパのコース初走行へ
【F1分析】レッドブル初入賞の角田裕毅にとって痛すぎた、サインツJr.の突撃アタック。しかしさすがはレッドブルというところも見えた?
【異世界対決】“200万円”お宝SUV、万能「ライズ」と趣味「ジムニーシエラ」どっちが正解?
【絶妙な価格設定】国産に真っ向勝負 世界シェア2位の中国BYDが放つミドルサイズSUV「シーライオン7」はアリなのか?
【あなたはアリ?ナシ?】SUV×ワゴンの「クラウンエステート」に賛否両論。双方の意見をチェックしてみた
【どれくらいの頻度でやってる?】洗車はいつやるがベストなのか。適切な頻度と傷がつきにくい理想の手順とは
“日本のゴルフ”こと5代目「ファミリア」は、ロータリー販売不振で苦境のマツダを救った救世主だった
【なぜ?】コンビニが「前向き駐車のお願い」をする理由 無視するとどうなる?
「CX-60」一部改良で昨対比327.3%と華麗に復活。「CX-80」も好調…なのにマツダが素直に喜べない訳
【メディアのウソ】テスラ失速、欧州も踊り場でBEVは“売れていない”のか? 数字で検証する
【クラウンに隠しモデル?】エステートで完結せず…空白を埋める謎の5台目はどんなモデルなのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!