マツダ新技術、より上質なGコントロールで快適性や安全性を向上
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
今回、スカイアクティブ・ビークルダイナミクスの第一弾として披露されたのが「G-ベクタリング・コントロール(GVC)」。Gは加速度を意味する。どこかから拝借してきた用語を集めたようなネーミングだが、マツダは「ベクタリング」について「うちのこそがこの用語を用いるに最もふさわしい技術だ」と鼻息が荒い(やや誇張あり。しかしこういうニュアンスは確かにあり)。
これは、エンジンによってシャシー性能を高めるという新しい発想のもと、前後Gと左右Gのつながりをなめらかにしてやろうという狙いの技術。その具体的なメカニズムはこうだ。次のような場面を想像してほしい。コーナーの入り口でドライバーがステアリングを切る(ターンイン)。曲がっている間、一定の舵角を保持する(定常旋回)。コーナー出口に向かってステアリングを切り戻す(ターンアウト)。この一連のドライバーの操作とクルマの挙動に対し、G-ベクタリング・コントロールは、エンジントルクを最適なタイミングで増減させることで、前後Gと左右Gのつながりをスムーズにしてくれる。
ターンインに差し掛かると、エンジンがトルクを瞬時にわずかに絞って減速Gを高めることで前輪の応答性を高め、定常旋回に移行すると、絞ったトルクを瞬時に復元して車両を安定させ、ターンアウトの段階ではわずかに加速Gを高めることでトラクションを確保する。要するに上手なドライバーがアクセルコントロールによって行っている一連の操作を、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)がその何倍も素早く、正確に行うということだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
トヨタ世界初!謎の「“パイ”エース」に大反響! 屋根なし&12人乗りに「成人式仕様みたい」「オトナも楽しめそう」の声! “マル秘システム”搭載の「ハイエース」がスゴイ!
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん?
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!