待ってました! GRカローラが早ければ7月にも国内再販へ。ただし抽選は確実
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 185
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 185
2022年3月に世界初公開されたトヨタ「GRカローラ」は、TOYOTA Gazoo Racingのブランドコンセプト「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を体現するモデルとして、「モリゾウ」こと豊田章男社長(当時)らによるサーキットやダート、雪道などでの徹底した走り込みによって鍛えられた生粋のスポーツカーです。
>>GRカローラは意外と紳士的? 俊敏性と正確性が融合した走り。再販への期待値は?
>>豊田社長自ら「これじゃダメ」と開発を止める。モータースポーツの現場でGRカローラが手に入れた“野性味”とは
心臓部に搭載されるのは、「GRヤリス」に搭載されている1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンをさらに強化したもの。具体的には、バルブ付き3本出しマフラーの採用による排気効率の向上によって、最高出力はGRヤリス比で+32PSの304PSとなっています。
このエンジンに組み合わされるのは、6速MTとスポーツ4WDシステムの「GR-FOUR」です。また、ボディは「カローラスポーツ」のものを基本としつつも、フロントを60mm、リアを50mmワイドトレッド化することで高速旋回性能を高めています。
さらに、2022年6月には「モリゾウエディション」と呼ばれる特別仕様車も発表しています。「モリゾウエディション」では、リアシートが撤去され、さらなる軽量化が図られているほか、最大トルクの向上やボディ剛性の強化、ディファレンシャルギアのローギアード化、専用セミバケットシートの採用などでそのパフォーマンスをさらに高めたモデルです。
大衆車の代名詞として知られてきた「カローラ」ですが、トヨタのモータースポーツ黎明期を支えてきた存在でもあります。
GRカローラの開発にあたり、豊田社長は「多くのお客様に愛していただけるクルマだからこそ、絶対にコモディティと言われる存在にしたくない。お客様を虜にするカローラを取り戻したい」と語るなど、強い想いの込められた1台と言えます。
>>GRカローラってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>GRヤリスってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>ベースとなったカローラスポーツってどんな車? 価格やスペックはこちら

近年では珍しい純ガソリンエンジンとMTの組み合わせのスポーツカーということもあり、GRカローラは2022年12月2日の抽選申込受付開始とともに多くのユーザーが殺到し、日本国内に割り当てられた570台(「RZ」が500台、「モリゾウエディション」が70台)は一瞬にして完売となりました。
2023年6月現在、GRカローラを販売店で新規購入することはできません。また、納車が始まって間もないことから、中古市場にもほとんど流通していないようです。つまり、GRカローラは、新車・中古車問わず入手が事実上不可能という状態です。

そんななか、GRカローラを待ち望むファンには朗報とも言える情報が入ってきました。北米トヨタから、GRカローラの2024年モデルとして「サーキットエディション」という名の特別仕様車が発表されたのです。
GRカローラの「サーキットエディション」は2023年モデルにも設定されていたことから、継続して生産されるかたちとなります。
今回発表された「サーキットエディション」では、ボディカラーに新色となる「ブルー・フレイム」が追加されているほか、軽量化された鍛造アルミニウム18インチホイール、カーボンファイバールーフ、大型リアスポイラー、ブラックのエクステリアアクセントなどがさらにスポーティな印象を高めています。
また、シフトノブとインテリアにブルーのステッチが添えられていたり、JBLのプレミアムオーディオが標準装備されていたりといった変化もあります。
そのほか、「サーキットエディション」以外のGRカローラも含めて、ボディ剛性と空力性能が強化され、走行安定性がさらに向上しているようです。
北米におけるGRカローラ2024年モデルは、2023年冬に発売される予定です。
>>オーナーの本音は? GRカローラのユーザーレビューはこちら
>>プロの評価は? GRカローラの専門家レビューはこちら

GRカローラの2024年モデルの国内販売については、現時点ではトヨタから正式なアナウンスはありません。
一方、販売店関係者によると、2023年後半から2024年前半にかけて国内販売されることはほぼ確実であるようです。これは、現在GRカローラを手に入れることのできていないユーザーにも、新車で購入できるチャンスがもう一度訪れることを意味しています。
しかし、GRカローラを手に入れるためには、やはりそれなりの予算と運が必要です。
前述の販売店関係者によれば、GRカローラの2024年モデルも、2023年モデルに引き続き抽選販売となる可能性が濃厚のようです。当選確率は日本国内への割当台数によって左右されますが、2023年モデルと同等の規模になると見られています。
気になる受付開始時期は2023年中となるのはほぼ間違いなく、早ければ7月にも開始される見込みのようです。
パフォーマンスの高さが注目されるGRカローラですが、2シーターの「モリゾウエディション」を除けば、GRシリーズの中では最も日常使いもしやすいモデルです。そんな日常と非日常の「二刀流」を体現するGRカローラの熱狂はまだまだ続きそうです。
>>【絶滅寸前】買えなくなるその前に。いま乗っておきたオススメ国産スポーツカー5選
>>受注停止中の「フェアレディZ」と「シビックタイプR」の現状は? 注文再開はある?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「東京最長のアーケード商店街」最寄り駅が激変!高さ140m超えの超高層ビル建設へ 再開発計画が一歩前進
まだ残ってたのか... 28年前の三菱「パジェロ エボリューション」がオークションで落札 限定生産された“ホモロゲーションスペシャル4×4”の現在の価値とは
【新車は最後!?】今買える50cc原付バイクおすすめ13種! クルマの免許でも乗れるカブ系/スクーター/電動バイクを網羅【2025年12月版】
新型シトロエン「C3」は“毎日がちょうどいい”ベーシックモデル!快適なリアシートに感動
【ジャガー90周年】90年前の『SSジャガー』と新コンセプト『タイプ00』がロンドンで邂逅
スズキ、遠州脱炭素プロジェクトで太陽光発電の相互活用を開始
ガレージ作業がはかどる編集部イチ推しメンテナンスアイテム×4選〈アストロプロダクツ〉
トヨタの斬新「“スライドドア”SUV」がスゴい! “カクカク”でめちゃ「タフなデザイン」×全長4.3mの「ちょうどいいサイズ」! ひろびろ「フラット荷室」で便利すぎな「Tjクルーザー」コンセプトに注目
冒険心をかき立てる「その気にさせる」仕様!! スバル クロストレック “WILDERNESS Edition”が日本登場
カワサキの大人気モデル「Z900RS SE」新型モデルと愛称バツグン!! カワサキ×アライのコラボフルフェイス「RAPIDE NEO Z900RS SE」予約受付開始
【最新モデル試乗】BEVは速さの基準を変える! 0→100km/h加速3.6秒を誇るボルボEX30の刺激と洗練
アルファ ロメオ流儀の走りにこだわる限定仕様「INTENSA」をスポーツセダンとSUVに設定
【コメント欄で激論】「初代コペンを彷彿」「300万円は超える」「市販化に期待」…「K-OPEN」実車公開の記事が話題
レクサス版「GR86」構想は本当にあるのか? 棚上げ状態から再始動の声が聞こえてきた背景
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!