ロードスター4耐に参戦したカービュー。昨年のガス欠リタイヤの雪辱なるか!?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部
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ウイニングランを終え、イワダテがホームストレートへと戻ってくる。雨の練習走行から4時間の長丁場までを戦い抜いたマシンは想像以上に汚れていた。チーム全員でマシンを囲み、労うようにシュアラスター「ゼロウォーターシート」で車両を吹き上げていく。「綺麗に磨き上げてマツダさんに車両を返すのが、このレースの伝統」。ピカピカになったマシンを前に誰かが呟いた。
迎えた表彰式。4耐は6位までが表彰式に上がることができる。著名レーシングドライバーや自動車ジャーナリストらが並ぶ中、カービュー社の社員である5名も堂々とした表情で表彰台に上がる。
「今年は全員がほぼ同じペースで走れる平均点が高いドライバーが揃った。まだまだ伸び代もありそうだし、来年は表彰台を狙えるかも」。ドライバーのシャンパンファイトを少し羨ましそうに見つめながらヤマモト監督が語る。しかし、1位への壁は高い。来年は恐らくハンディキャップも課せられ、さらに厳しい戦いになるだろう。ドライバー全員が、さらに速くなって来年もこの場所に戻ってくることを誓う。
レース初観戦の女性社員をはじめ、参加者全員が「レースってこんなに楽しいんだ」と口を揃えていた。クルマの楽しさを伝える立場のカービュー社員が、改めてクルマの楽しさを再確認できた、そんなレースとなった。
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