ロードスター4耐に参戦したカービュー。昨年のガス欠リタイヤの雪辱なるか!?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部
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第2ドライバーはぐっさん。チームで唯一、筑波サーキットの走行はほぼゼロで、シミュレーターの練習のみで本番に挑む。「とにかくバトンをつなぐ!」との言葉を残しコースイン。ピットアウト後の順位は5番手。最初の数周はペースを抑え気味に走っていたが、天才的な早さでコースとロードスターの特性を吸収していく。結局ぐっさんは、他と遜色のない1分16秒前半を刻みながら、暫定ながら3位まで順位を戻してきた。
「超楽しい! 何時間でも走っていられるよ!!」。ぐっさんが無線越しに叫ぶ。スタート前は自信の無いそぶりを見せていたにもかかわらず、途中他車とのバトルに興じながら約50分、無線で喋りっぱなしのハイテンションドライブを披露する。
走り終えたぐっさんは「非日常的な追いかけっこや筑波のレイアウト、そして何よりロードスターの運転が楽しくて仕方がなかった。走り続けて喋り続けた至福の50分は、ホントにあっという間で夢のよう」と興奮気味に話す。
第3ドライバーはチーム最年少のハシモト。ぐっさんとは対照的に、黙々と燃費を稼ぐ走行に徹する。普段は2速で走行するヘアピンは3速で抜け、最終コーナーはノーブレーキングのまま5速。回転数の上限は4,000rpmで縛り、コーナーの繋ぎ部分は極力惰性で走るなど、我慢のレースが続く。
「ぐっさんとは正反対(笑)」。ヤマモト監督が思わずつぶやく。途中、上位陣のピットインにより暫定ながらトップへと躍り出た。そこで黙々と燃費走行に徹していたハシモトが初めて叫ぶ。「このまま1位狙ってペース上げても良いですか!?」
ヤマモト監督は「今のペースを維持しなさい」と指示。ヤマモト監督は、普段はハシモトの直属の上司。素直に上司に指示に従うあたり、すっかりと縦社会に慣れた(?)2年目のサラリーマン、ハシモトである。
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