中古車の購入にかかる税金の種類と負担の少ない中古車の選び方【購入ガイド】

中古車購入時も税金の優遇措置がある

中古車を購入する時、環境性能に優れている車など選ぶ車次第では税金の優遇措置を受けられます。中古車購入に伴い少しでも費用面での負担を抑えたい方は、優遇措置の対象となる車を選ぶのも方法の一つです。

エコカー減税

エコカー減税は、燃費や排出ガスなどの環境性能の高い車を対象とした2023年4月までの減税制度のことを指します。エコカー減税の対象となるのは電気自動車や燃料電池自動車、クリーンディーゼル車、プラグインハイブリッド自動車、天然ガス自動車などの環境負荷が低い動力源の車です。なお、対象となるのは新車と一部の中古車のみで、中古車はすべての車が対象となるわけではないので、詳しくは販売店などに確認してください。

対象となる場合環境性能割、自動車重量税は全額が免除となります。また、普通自動車、軽自動車の自動車税は75%の減税を受けることが可能です。

グリーン化特例

グリーン化特例は、自動車税（軽自動車税）を軽減する税制措置です。電気自動車や燃料自動車などの優れた燃費性能と環境負荷の低いとされる対象車を購入する際、翌年の自動車税が軽減される仕組みとなっています。その一方で、環境負荷の高い古い車は増税されるのが特徴です。

車の燃費基準に応じて軽減率は変わります。グリーン化特例をうまく利用することで車の維持費を安く抑えることも可能です。