300台限定の「スバル BRZ tS」に速攻試乗。第二弾の“味”は?
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
2013年に登場した初代「BRZ tS」は500台限定だった。そして半数の250台は「GTパッケージ」としてレカロシートやカーボン製リアウイングなどを備え、価格も400万円を優に超えていた。また、大型リアウイングには賛否両論あったようで、500台を売り切らなかったようだ。
そうした経緯もあってか、今回の2代目「BRZ tS」は、大型リアウイングを装備していない。そしてその分、初代から30万円ほど安くなっている。
価格は399万円(6速MT)/407万1000円(6速AT)。ノーマルでもっとも装備が充実した「S」は、292万6800円(6速MT)/300万7800円(6速AT)だから、それぞれ約100万円高いモデルということになる。
ならば、その価格は妥当か? という話になるが、これは当たり前に「妥当以上」となっている。装着されているパーツだけでも価格差を埋めてあまりあるものとなる。
しかも、同じパーツを買ってノーマルに付けたとしても、「tS」にはならない。実際に初代「BRZ tS」とノーマルに同じパーツを付けた車両を走り比べたが、その味は異なるものだった。
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