BMW、4ドアの8シリーズグランクーペを発売。ホイールベース拡大で広い室内に
掲載 更新 carview! 写真:編集部、BMWジャパン 2
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BMWは10月25日、最上級クーペモデルの8シリーズに4ドア版の「8シリーズグランクーペ」を追加し、販売を開始しました。価格は1152万円(840i グランクーペ)~1715万円(M850i xDrive グランクーペ)。
8シリーズグランクーペのボディサイズは、全長5085×全幅1930×全高1405mm、ホイールベースは3025mmで、クーペに対してホイールベースを205mm長くすることで広い室内空間を確保。ボディ骨格のセンタートンネルにはカーボン素材を使用し、剛性を高めるとともに軽量化も実現しました(840i グランクーペ=1870kg)。
パワートレーンはガソリン2機種、ディーゼル1機種を設定。ハイパフォーマンスモデルのM850i xDriveには、最高出力530ps、最大トルク750Nmを発生する4.4L V8ガソリンターボ、840iには同340ps、同500Nmの3.0L 直6ガソリンターボが搭載され、後者には8シリーズ初となるリア駆動(FR)が採用されています。840d xDriveには、同319ps、同680Nmを発生する3.0L 直6ディーゼルターボが搭載され、トランスミッションはすべてに8速ATが組み合わせられます。
足回りはグランクーペ専用設計とし、クーペに対してトレッドを30mm拡大。さらに、クーペに採用された「インテグラル アクティブ ステアリング」や「アダプティブ M サスペンション プロフェッショナル」を装備(※)することで、ロングホイールベース化に対しても、妥協なく走りを追求したといいます。※M850i xDriveに標準装備、その他モデルはオプション。
運転支援システムとしては、ACC(ストップ&ゴー機能付)や車線変更警告、車線逸脱警告、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)などを装備。高速道路での渋滞時に条件付きでステアリングから手を離しての走行が可能となる「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援」や、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、同じルートをバックで戻ることができる「リバースアシスト」も備わります。また車両操作や各種情報へのアクセスを音声で行える「BMW インテリジェント パーソナルアシスタント」も用意。起動時の呼びかけは「OK、BMW」だけでなく、自分の好きな言葉やニックネームを設定することが可能ということで、より身近なツールとして活用できそうです。
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