スバル インプレッサ スポーツの魅力とグレード分析! あえておすすめしたいグレードとは…?
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 106
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 106
スバル「インプレッサ」は、スバルが1992年から作り続けているCセグメント(フォルクスワーゲン ゴルフぐらいの車格)の乗用車。世界ラリー選手権で大活躍した「インプレッサWRX」の印象も強い車ですが、現在、WRXはインプレッサとは別の「スバル WRX」という独立した車種になっています。そしてインプレッサのほうは、普段使いに向いている一般的な乗用車となっています。
さらに現在販売されている5代目のインプレッサは、「インプレッサ スポーツ」という車名の5ドアハッチバックと「インプレッサ G4」という4ドアセダンに分かれているのですが、今回は5ドアハッチバックである「インプレッサ スポーツ」について、その概略をご説明いたします。
スバル自身は「ワゴン」と呼ぶボディ形状を採用している現在のインプレッサ スポーツが発売されたのは2016年10月。新世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」や、新しいデザインコンセプト「DYNAMIC×SOLID」を全面的に取り入れた次世代製品群の第1弾で、搭載エンジンは水平対向4気筒の1.6L自然吸気と、同じく水平対向の2L直噴自然吸気エンジンでまずはスタート。トランスミッションはいずれもスバルが「リニアトロニック」と呼ぶCVTで、駆動方式はスバル得意のフルタイム4WDとFFが用意されました。
初期モデルの全車に標準搭載された運転支援システムはアイサイトの「ver.3」というもので、このシステムの優れた支援性能と前述の新しいプラットフォーム、そしてステーションワゴンと5ドアハッチバックの中間的なボディなどが織りなす素晴らしい走行性能と実用性により、インプレッサはすぐさま「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得しました。
その後もさまざまな改良を重ねながら地道に商品力を上げ続けたインプレッサ スポーツは、2019年8月には運転支援システムを「アイサイト・ツーリングアシスト」にバージョンアップ。そして2020年10月には、2Lエンジンをモーターがアシストする「e-BOXER」のハイブリッド車「2.0e L-EyeSight」を追加するとともに、専用チューンの周波数応答型ダンパーを装着する2L自然吸気エンジン搭載グレード「STI Sport」を追加しました。
さらに2021年12月には上級グレード3車にフロントシートヒーターを標準装備し、インプレッサの誕生30周年を記念する特別仕様車「1.6i-S EyeSightアクセントブラック」を発売しています。
現在販売されているインプレッサ スポーツのグレードラインナップとそれぞれの価格は下記のとおりです。
【自然吸気エンジン】
●1.6i-L EyeSight(2WD)|200万2000円
●1.6i-L EyeSight(4WD)|222万2000円
●1.6i-S EyeSight(2WD)|224万4000円
●1.6i-S EyeSight(4WD)|246万4000円
●2.0i-L EyeSight(2WD)|224万4000円
●STI Sport(2WD)|273万9000円
●STI Sport(4WD)|295万9000円
【特別仕様車】
●AccentBlack(2WD)|218万9000円
●AccentBlack(4WD)|240万9000円
1.6iの「L」と「S」は装備の違いで、具体的には、1.6i-Sのほうは17インチホイールや本革巻きステアリング、運転席&助手席8ウェイパワーシートなどが標準装備です。そしてSTI Sportは前述の周波数応答型ダンパーのほか、スポーティな意匠や装備が各所に仕込まれています。
【e-BOXER(ハイブリッド)】
●2.0e-L EyeSight(4WD)|256万3000円
●Advance(4WD)|281万6000円
こちらの違いは要するに「豪華装備」の違いで、AdvanceはヘッドランプがハロゲンではなくLEDになったり、シート表皮が専用の「ファブリック/トリコット+合成皮革」になったり、運転席&助手席8ウェイパワーシートなどが標準装備されるといった違いがあります。
次のページ>>あえておすすめしたい「1.6i-S EyeSight(4WD)」
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ウィンターテスト中を捕捉! ポルシェ『カイエン』次期型のEVは1000馬力超えか? 発売時期はどうなる?
【オーストリア】KTM新型「125 SMC R」発表! ライトウエイトדフルサイズ”な「原付二種」!? めちゃ豪華装備を採用したオフロードバイク登場!
ホンダ「シビック ハイブリッド」が2025北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
斬新「コペルシェ887GT-K」初公開! ワイドボディ&大型ウイングの「911GT3」仕様! 中身は“ダイハツ製”のスタンスマジック「ポルシェ風コペン」東京オートサロン2025に登場!
「アゴ」を引いてジェントルに!? 新フロントフェイス採用のヤマハ「TMAX560」2025年モデル発売
[15秒でニュース]2025年スーパーフォーミュラにJuju選手が参戦
ホンダ・エアラ(1977)「ナナハンにトルコン」ホンダ初のオートマ大型バイクはどんな走りだったのか?
スバルのEV『ソルテラ』、改良モデル発表…マルチインフォメーションディスプレイの表示を変更
ホンダCB1000ホーネットSPをイギリス人レーサーが斬る!158馬力&驚異の安さでライバルを“刺す”
【510万円!】 トヨタ最安「8人乗りアルファード」発売! 120万円も安い「シンプル内装」仕様に反響多数! 最廉価「Xグレード」に寄せられる声とは
ジープが魅力満載の新モデルを一挙公開! ノース・フェイスとのコラボ限定車「アベンジャー4xe ザ・ノース・フェイス・エディション」とは
2024年も終わってみればトヨタが強かった! 1年間の新車販売台数ランキングを分析
なんだかんだ言われても「アルファード/ヴェルファイア」が無敵の理由
実質マイチェンでは? 「GRヤリス エアロパッケージ」は中身まで進化した“Ver.2.1仕様”だった【TAS25】
VW新型「ゴルフR」日本初公開…333PSに向上し意外とバーゲンプライス? 注目の「I.D.BUZZ」は今夏導入
【もう免許は不要】論者に贈る“自動運転の嘘”。テスラも未だ「レベル2」、実用化はずっと先な理由
【レクサス「RC」生産終了】“ファイナル・エディション”発売。「RC F」はエンジンもスペシャル…666万円から
現行型「スイフトスポーツ」をデカフェンダーでワイドボディ化。ブランド初のタイムアタック車両が気合十分
ホンダと日産、ガソリン価格、アジアンカー…2025年に爆発しそうな“自動車をとりまく”話題4選
【コンパニオンフォトギャラリー】東京オートサロン2025を彩った美女大集合(2)
【コンパニオンフォトギャラリー】東京オートサロン2025を彩った美女大集合(1)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!