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日本は60台限定のM4 CSに試乗。M4の本命はこのクルマかも

日常的にスポーティに走るならM4クーペの本命

今回はフランクフルト空港からニュルブルクリンクまでの、アウトバーン中心のルートと、ニュルブルクリンク周辺のワインディングロードで試乗することができたのだが、果たしてその走りは、“究極のロードゴーイング・スポーツ”と呼ぶに相応しい、極めてスポーティなものだった。

エグゾーストノートはアイドリングから迫力満点。アウトバーンを走っていても、レーシーなMサウンドが響き渡る。加速も強烈で、右足を踏み込めばいつでも600Nmの大トルクが炸裂して背中がシートに押しつけられる。0-100km/h加速3.9秒、最高速度280km/h(リミッター作動)のカタログ数値が控えめに感じるほどだ。

ハンドリングも俊敏で正確である。直進性もとても高く、アウトバーンでの200km/h超の高速コーナリングでも不安を感じることはない。ワインディングロードでは水を得た魚のようにダイナミックだ。スロットル・レスポンスは素晴らしく、回転が上がるほどにパワーが炸裂する。カップ・タイヤは驚くほどハイグリップで、ちょっとやそっと振り回した程度では挙動が乱れることはない。たとえスライドしたとしても、ESCの介入はごく自然。ステアリング・フィールはダイレクト感に溢れ、インフォメーションも豊富なので、ハイスピード・コーナリングが楽しくてたまらない。

サーキット走行を重視して開発された事もあり、M4 CSの足回りはかなりハードなセッティングとなっている。だがコンフォートモードを選べば十分に実用に耐える乗り心地を確保している。M4 GTSは、ほぼサーキット専用マシンだが、今回のM4 CSは日常的にスポーティな走りを楽しみたい人にお薦めできる1台である。M4クーペの大本命が登場したと言って良いだろう。

なお、M4 CSは現行M4が生産終了となるまでに最大で3000台ほど生産される予定だが、日本市場にはこの秋に60台限定で導入される予定で、すでに受注開始となっている。価格は1598万円と決して安くはないが、高い満足感が得られる事は確実である。

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