「ID.バズ」のキャンピングカーが延期された納得の理由。朗報はエンジン車「T7」ベースの新型発売
掲載 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 1
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そんな中、グッドニュースは突然やってきた。VWの商用車部門が“エンジン車の”マルチバンの現行モデルである「T7」をベースにしたカリフォルニアの販売を決定したのだ。3種類のトリムがあり本格的なキャンパー「コースト」、「オーシャン」に加えて、ベースモデルの「ビーチ」が用意されている。
全車共通の4ドアボディのサイズは長さ5.17m(+27cm)、幅1.9mで、ホイールベースは3.12m、高さは標準仕様のホップアップルーフを閉じた状態で1.99mと発表されている。装備は基本的にはベッド、キッチン(2口のガスコンロ)、水タンクなどが用意されるが、豊富なオプションを選んで自分仕様の我が家を作り上げることができる。
MQBプラットフォームベースゆえにパワープラントはガソリン(204ps)、ディーゼル(150ps)、PHEV(245ps)の3種類が用意されており、試乗したのはディーゼルだ。
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自重2トンを超えるキャンパーを走らせるのは少々心配であった。確かに一般道路での信号からのゼロ発進加速はトラックに近く、後方のクルマには申し訳ない。しかし、アウトバーンでは3.12mのホイールベースのお陰で160km/hの巡行も可能で(カタログ上の最高速度は188km/h)、2メートルを超える車高にも関わらず思った以上に安定していた。
このカリフォルニアはすでにドイツで予約注文が始まっており、ベースモデル「ビーチ」の価格は約6万5000ユーロ(およそ1073万円、※1ユーロ165円で計算)からである。
ちなみにノーマルなT7の価格は150psのTSIガソリンエンジン搭載モデルが5万4324ユーロ(約890万円)でそれなりに差はあるが、ハイクオリティで耐久性も高いドイツ製のキッチン用品が備わっていることを考えれば奥様の説得は可能なはずだ。さらにドイツやアメリカなどでは近年Tシリーズの中古価格が高騰しており、投資対象としても魅力的である。
(終わり)
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