BMW i3、電動化時代の駆けぬける歓び
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:BMWジャパン
i3にはモーターサイクル用の647cc直列2気筒エンジンを搭載したモデルもあり、9Lのタンクに入れたガソリンを使うと航続距離が約100km伸びる。補助金を考慮すると価格が17万円しか変わらないということもあり、日本ではいまのところ75%の購入者がこのレンジエクステンダー付きを購入している(ヨーロッパでは33%)。
重量は130kg重くなるが走りに不足はないし、エンジン音もよく抑え込んでいる。後席だと遠くで道路工事をしているような音がかすかに聞こえてくるものの、前席ならさほど気にならない。とくにある程度速度を上げて走っている状況ならエンジン音は無視できるレベルだ。
というわけで一家に一台ならレンジエクステンダー付きをオススメするが、セカンドカー用としてなら、都市内での新しいモビリティというコンセプトに忠実なピュアEVを選びたくなる。
i3に続き、夏にはPHVスポーツカーのi8を投入するなど、BMWがiシリーズにかける意気込みは強い。i3とi8があるならi5があってもおかしくないわけで、iシリーズの展開を含め、今後BMWが電動化のトレンドリーダーとして強い存在感を発揮していくのは間違いなさそうだ。
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