【今さら感】メルセデスの次世代高級ミニバンが「アルファード」や「LM」に勝てないかもしれない理由
掲載 carview! 文:編集部 34
掲載 carview! 文:編集部 34
エクステリアはどうだろうか。まず目につくのは巨大グリル。ボンネット上のスリーポインテッドスターを発光式としたフロントマスクからは、ロールスやベントレーといった超高級ブランドに並ぼうとする意図も感じられる。
>>【光るスリーポインテッドスター】メルセデスの次世代高級ミニバンを見る
押し出し感の強さは、アルファードやLMに負けず劣らず。LEDヘッドライトの意匠も非常に凝っているが、このあたりは市販モデルでは簡素化されるかオプション設定になる可能性が高そうだ。
ちなみにボディサイズは、アルファードやLMを大幅に上回ってくる見通し。なにしろ現行Vクラスでも一番長いモデルでは5370mmに達する大柄なボディを持ち、それがもたらす広大な室内空間は日本製ミニバンが及ばないポイント。
LMですら全長は5125mmと200mm以上短いので、室内の広々感では和製ミニバンが後塵を拝することになりそうだ。
では走行性能はどうか。注意したいのはビジョンVが、これまでのVクラスと同様に商用車ブランドである「メルセデス・ベンツ・バンズ」から発表されていること。前述のプラットフォームの話と関連するが、EVが受け入れられるかはさておき、これは次期Vクラスが商用車と基本構造を共用化することを意味している。
現行Vクラスも骨太な安定感ある走りを実現しているが、とはいえ商用車はコストとの戦いが強まるので、元々高級車的なポテンシャルはそこまで高くない。乗用車専用設計に比べ不利になるベース車からの底上げをどこまで徹底するか。ここがポイントとなりそうだ。
ライバルのLMは言うまでもなく乗用車ベース。アルファード/ヴェルファイア向けのTNGAプラットフォームをベースに、ボディ各部に補強を入れたり、吸音材などを追加することでレクサス基準の走行性能や居住性が追求されている。こうしたクルマの基本的成り立ちと入念な対策により、LMが次期Vクラスの後塵を拝することはないだろう。
(次のページに続く)
|あわせて読みたい|
>>メルセデスの次世代バンのキャラにネットで驚き。打倒アルファードなるか?
>>「シエンタ」よりも売れる「アルヴェル」。爆売れのカラクリは残クレだけじゃない
>>【アルファード包囲網】ヒョンデの高級ミニバン「スターリア」日本導入の可能性
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
藤原慎也選手の「ダカール・ラリー2026」参戦に向け壮行会開催/CRF450 RX Rally で挑む、大会唯一の日本人ライダー
100株から体験できる、新たな“愛のカタチ”…ホンダが株主優待イベントに注力する理由
ピアストリ、復調もタイトルには届かず「最善を尽くしたが奇跡の逆転とはならなかった。誇りと教訓を胸に、また挑戦する」
NTT、2031年に日比谷へ本社移転 次世代情報通信技術「IOWN」を実装
プロトン・コンペティション、マスタングGT3を駆るふたりのドライバーを発表/WEC
プロトンがハイパーカー撤退を発表。2026年のル・マンは『ポルシェ963』不在のレースに
ノリスの初チャンピオン獲得に母親も感無量。「家族も多くの犠牲を払いました。成長する姿を見逃してしまったし……」
TOYO TIRE、フリーライドスキー・スノボ国際大会「FWT」日本シリーズをサポート…2026年1-3月開催へ
ノリスの初チャンピオン獲得に母親も感無量。「家族も多くの犠牲を払いました。成長する姿を見逃してしまったし……」
メルセデス-AMG GT3が「組み上がる」!CaDA製1:8スケールの本格モデル誕生。5463個のパーツで「強さ」を体感する
ロボット・AI情報メディア『ロボスタ』、法人向けサブスクを提供開始…複数名でウェビナー利用可能
創業から74年!? 秋葉原の老舗書店が歴史に幕 一坪のスペースに立ち続けた店主の思いは?
ホンダ「ヴェゼル」に追加設定された「RS」が“コンパクトSUVの大本命”と言える3つのワケ
26年発売の新型「スーパーワン」に販売店も期待大。ホンダが“小型BEVスポーツ”を市場投入する意図とは?
【まさかのアマゾンで買えるミク仕様】ダイハツ「ミクキャンバス2」登場! 約25万円で“さりげなく初音ミクを推せる軽”に変身する特別パッケージ
【日産の逆襲が本格化】新型「エルグランド」の中身がついに判明。美意識デザイン×e-POWER×プロパイロットで「アルファード」包囲網が整った
これは「N-BOX」越えちゃったかも。日産新型「ルークス」が子育て卒業層に提案する“軽でも高品質”という選択肢
【ミニプリウスにキャラ変】装備充実の新型「アクア」。最強ライバル「ヤリスハイブリッド」と何が違う?
【コメント欄で激論】「初代コペンを彷彿」「300万円は超える」「市販化に期待」…「K-OPEN」実車公開の記事が話題
レクサス版「GR86」構想は本当にあるのか? 棚上げ状態から再始動の声が聞こえてきた背景
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!