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【いつのまにか本気仕様に】“街乗りお手軽車”のはずが本格的なスポーツカーになっちゃった。初の量産ミッドシップ「MR2」

“おとなしい仕様”は元々街乗りカーである所以

だが、トヨタはMR2を必ずしもスポーツカーとして企画したわけではなかった。

MR2のネーミングの意味は「ミッドシップ・ラナバウト・2シーター」、街中をキビキビと走る新時代コンパクトパーソナルカーの一種としてトヨタは考えていた。その意図がはっきりとしているのはスタイリングだった。

ボディサイズは全長3925×全幅1665×全高1250mm。当時の一般的なミッドシップスポーツカー、たとえばロータスなどと比較して背が高く、スタイリングの構成もキャビンが独立した、あえて抑揚を抑えたシンプルな面で構成していた。乗降性や視界の良さなど実用性に配慮した結果だ。

ラインアップに1.6L直列4気筒DOHC 16バルブ自然吸気(130ps)だけでなく、おとなしい1.5L直列4気筒SOHC 8Vバルブ(83ps)を設定していたのも、そのキャラクターの影響といえる。

(次のページに続く)

>>【画像】直線基調のデザイン。今見ると新鮮? 初代MR2のフォトをチェック

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  • 2025/5/13 09:32

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    AWもSWも乗りましたが私の腕では振り回すことなどとてもできないじゃじゃ馬でした。
    何度かスピンして事故った事があり少しケツが出るだけでトラウマになりビビってました。お陰様で小舵角のカウンターと連動したアクセルワークは少し覚えられたと思います。それからGC8に乗り換えたら夢のような安楽さで驚いたのを覚えています。アンダーでサイド引かないとケツが出ないのにも驚きでした。昭和〜平成初期は楽しい思い出がいっぱいです。因みにSW20GTやGC8タイプRの新車が300万円で買えたいい時代でした。
  • 2025/5/13 10:41

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    素性が良く、スポーツ走行できてしまったのが要因ですね。
    リアのみでいいからタイヤグリップ上げれば、たちまち若者の腕を試せる楽しい車に早変わり。
    小型軽量だから燃費も悪くなく、若くて金なくても何とかブン回せた。羨ましい時代です。
  • 2025/5/13 09:15

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    カーター政権時代のアメリカ政府が、省エネ政策の一環として、こういうミッドシップの2座ランナバウトを売り出すよう、各メーカーに指示を出していた。その後政権が石油利権をバックに持つレーガン大統領に代わったことで政府の計画はなくなるが、多くのメーカーがもう後戻りできないところまで開発を進めてしまっていた。

    だから80年代にアメリカで活動するいくつかのメーカーから同じような車が出ている。ほとんどのメーカーはコストを理由にFWDで出したが、トヨタとGMは政府の青写真通りにミッドシップで造った。それが初代MR2とポンテアック・フィエロである。FWDで出たものとしてはフォードのEXP(LN7)、クライスラーのダッジ・ランペイジ/プリマス・スキャンプ、日産のパルサーEXA、ホンダのCR-Xなどがあった。クライスラーの2台はピックアップトラックとして出たが、それを軽の規格でパロったのがマイティボーイである。

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