大幅改良のフォード エクスプローラーに試乗。競合相手は大型ミニバン?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:菊池 貴之
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室内に乗り込むと、基本レイアウトこそ不変ながら、アームレストの位置を調整したり、スイッチをタッチ式からプッシュ式に改めたりといった細かな修正によって、使い勝手が向上していることに気付く。スマートキー、ステアリングシフトパドル、ウォッシャー付きのリアビューカメラも搭載。電動テールゲートには足のジェスチャーでの開閉機構も追加されるなど、装備も充実度が大幅に高められた。
もちろん、元々のゆったりとした乗員スペース、3列目までしっかり使える7人乗りのシートレイアウトといった部分は変わっていない。荷室は広大で、3列まで使用した状態でも容量は実に595Lを確保。更に2~3列目をすべて倒してしまえば、2285Lという巨大で、且つフルフラットなスペースが現れるのだから使い出は十分以上と言える。
この3列目には上級グレードのリミテッドとタイタニウムでは電動折り畳み機能がつくのだが、これが無いXLT/XLT エコブーストでは、操作にちょっとコツが要る。2列目も同様で、ちゃんと押し込んで固定しないといけないので、女性は扱いに困るかもしれない。この辺りは、やっぱりアメリカ車という感じ。でも、それならそれで、こういう作業は男がやればいいのだ。
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