【あえて言います】新「ミニクーパー」は乗り心地が歴代最良。エンジン車も悪くないが、断然EVがおススメな理由
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:編集部、BMWジャパン 23
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最後に電気自動車のSEに乗った。エンジン付き2モデルを試した時点で結構ミニ クーパーに満足していたが、SEは段違いによくて、電気自動車版こそが新型ミニ クーパーの本命なのだと思い知らされた。
エンジンを搭載したミニクーパーと見た目はほとんど変わらないのだが、実はプラットフォームが丸々ひと世代新しいまったくの別物で、外板パネルもよく見ると絶妙に異なる。ホイールベースも30mm長い。
どこが段違いかというと、圧倒的に静かでスムーズでパワフル(トルキー)。例の“ヒョコヒョコ”はほんのり残しているのがわかるが、絶対的に重く(Sより320kg重い)低重心なので、乗り心地は結構違う。断然SEのほうが快適だ。
ミニの新しいデザインやユーザー体験と電気自動車の特性がぴったりマッチしていて、これこそが新世代ミニと感じた。
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最高出力218ps、最大トルク330Nmと、数字だけ見ればSとさほど変わらぬように見え、車重を考慮するとSのほうがスポーティーなのではないかと思えるが、実際にはSEのほうが全域で活発でスポーティ、かつ快適だ。
というわけで新型ミニ クーパーは基礎充電が可能な環境にあるなら絶対に電気自動車版をオススメしたい。エンジン付きは家で充電できないけど、どうしてもミニ クーパーが欲しいから選ぶ存在とまで言い切ってしまおう。
SEの価格は531万円。国が65万円補助してくれる。それに自治体の補助金も上乗せされる。東京都なら45万円。さらに補助金を設定している基礎自治体(東京23区や市区町村)もある。Sより実質負担が低くなるケースも出てくる。
<おわり>
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