耐摩耗性を向上させたダンロップのベーシックモデル「EC204」を試走した
掲載 更新 carview! 文:竹町 昭男/写真:ダンロップ
掲載 更新 carview! 文:竹町 昭男/写真:ダンロップ
具体的にどんな改良か。ダンロップの廃タイヤ調査によれば、センターの主溝は残っているのにショルダー部が摩耗したため交換された廃タイヤが約63%に達した。たしかに車両装着時はアウト側ショルダー部の摩耗が最も気になる。これはつまりショルダー部の摩耗を抑え、センター部と同じタイミングで摩耗末期を迎えれば、さらに長く使えるタイヤが多いことが予測できる。
もちろん安全を重視してスリップサインが出る前に交換するユーザーも少なくない。その場合でもショルダー溝がより残っているほうが、ウエットグリップや耐ハイドロプレーニング性能が有利なのは明らかだ。そこで、エナセーブEC204は非対称デザインのトレッドパターンを新たに開発。接地面内の溝比率を4%減らしてブロックを拡大し、ショルダー部の剛性を向上。偏摩耗の抑制を徹底追求した。
もうひとつの注目ポイントが、サイズによってデザインを使い分けた点だ。旧型は175以下が4リブだったが、新型は205以下を4リブに変更。これで主要サイズである195や205が3本溝の4リブ・パターンデザインになり、剛性が向上。多くのユーザーがロングライフ性能を実感できるよう工夫している。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
もしやスペア!? 大型トラックがバッテリーを2つ積んでいるワケ
厳選値引き実例 X氏の値引き特報
最新技術から次世代技術まで! 自動車産業の未来が見える「人とくるまのテクノロジー展2024」開催中
三菱電機モビリティの加賀邦彦社長、アイシンとの新会社で手掛けるのは構成部品 海外メーカーへの供給も視野
“珍装備”が個性的だった1990年代の日本車3選
渋谷駅の大改造で「首都高」も大変貌!? 年季の入った“素顔”むき出しにされたワケ
JLRの次世代EV、航続や充電性能を向上へ…まずは『レンジローバー・エレクトリック』から
国内乗用車メーカー7社 揃って幸せな決算【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
三菱電機とアイシン、電動化部品の新会社を設立 EVやPHV部品を開発・生産
【MotoGP】現役引退表明のアレイシ・エスパルガロに同僚達から贈る言葉。家族ぐるみの付き合いマルティン「泣かないなんて無理だった」
マツダ新型「すごい5ドアハッチバック」実車公開!? 精悍エアロの「爆速マツダ3」がやって来た! ド迫力で爆速な「MAZDA SPIRIT RACING 3」藤沢に登場
マカオGP、2024年からはFIA F3に代わりフォーミュラ・リージョナルによるワールドカップ開催に
近藤真彦参戦、弱点克服、夢のCO2回収装置…今年も水素カローラ進化が止まらない【S耐富士24hレース】
スズキ ハスラーに新スタイル「タフワイルド」登場! 通常モデルもアップデート&価格上昇も
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150万円。電動パワー+新デザインでお買い得
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情