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中古車の自動車税を徹底解説。増税もしくは減税対象車まで分かる【購入ガイド】

【中古車自動車税】購入時にかかるその他の税金

ここまでは、中古車購入時にかかる自動車税について紹介してきました。しかし、車の購入時には、自動車税以外にもかかる税金がいくつかあり、中には近年導入されたものも含まれているので、それぞれの特徴を改めて整理しておきましょう。

ここでは、中古車の購入時にかかる自動車税以外の税金について解説します。

自動車重量税

自動車重量税は車の重量と新車登録からの年数で決まり、車種によって以下のように税額が異なるので注意しましょう。

・自家用乗用者の場合
車両の重さが0.5トン増えるか、新車登録から「13年」「18年」経過で税額が高くなる

・自家用軽自動車の場合
車の重量に関わらず定額である

また、次回支払う自動車重量税額は国土交通省のホームページで確認可能なので、ぜひご活用ください。

「次回自動車重量税額照会サービス」

環境性能割

自動車取得税が廃止されてからは、環境性能割の制度が始まりました。これは車両の取得価額に対して、車の燃費性能に応じて課税額が決まり、2021年4月1日~2023年3月31日まで適用されるというものです。また、2021年4月1日~2021年12月31日に取得した自家用乗用車の税率は1%分が臨時的に軽減されます。電気自動車は非課税、燃費性能の高い車は減税対象となるので、節税したい方は検討してみましょう。

自賠責保険料

自賠責保険は、原付を含むすべての自動車に対して加入が義務付けられている保険です。自動車事故の被害者救済が目的のため、対人事故だけを補償してくれます。そのため、事故による運転者の怪我や物に対する補償はなく、支払いには限度額が設けられている点には注意点しましょう。

任意保険なら自賠責保険では賄えない範囲も補えるので、多くの方が加入しています。車の運転にはリスクが伴うので、万が一に備えて加入しておくと良いでしょう。

消費税

消費税は商品の購入やサービスを受ける際に課税されるもので、自動車の購入者に対しても、同様に納税の義務が生じます。高価な車を買えば税額も高くなるので注意しましょう。また車の購入では、本体価格以外にもオプションなどの追加費用がかかる場合があるので、消費税がわかりやすいように税込み価格で考えるのがポイントです。

リサイクル料金

車を廃車にしても、全てが資源として再利用できるわけではないので、ある程度の処分費用がかかります。そのため車を購入する際は、あらかじめ「リサイクル預託金」と呼ばれる、リサイクル料金をリサイクルセンターに納める必要があるのです。

販売店にリサイクル料金を納めると、リサイクル券が譲渡されます。これは車を売却する際に必要となる書類なので、紛失しないように車検証などの大切な書類と一緒に保管しておきましょう。

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