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A8試乗 充実のフェイスリフトの中身とは

走りの質が確実に向上

走りの面でも新型A8はスペック以上の進化を味わわせてくれた。とりわけ全車に共通して言えるのが静粛性、特にロードノイズの低減ぶりで、これによって走りの質が確実に向上している。

最初にステアリングを握ったのはエントリーの3.0TFSIクワトロ。V型6気筒3Lスーパーチャージャー付きエンジンの出力数値は変わらないが、燃費は0.2km/L向上している。

実用域から十分な力を発生するだけでなく吹け上がりも軽快なこのエンジンは、走ることに積極的なドライバーにぴったりと言える。但し、ロードノイズが小さくなった一方で耳に届くエンジン音がやや大きめに感じられたのはマイナス。実はこのモデルだけ、BOSEサウンドシステムを活用して逆位相の音で室内騒音を打ち消すアクティブノイズキャンセレーションが備わらないのが影響しているのだろうか。

続いて乗ったのはホイールベースを130mm伸ばしたロングボディのA8 L。最高出力が15ps増の435psとなったV型8気筒4Lツインターボエンジンにはシリンダー・オン・デマンド、いわゆる気筒休止機構付き。こちらもJC08モード燃費を9.9km/Lまで引き上げている。

低中速域ではひと回り上の余裕を感じさせ、それでいていざアクセルを深く踏み込むと爽快なパワーの伸びを実感させてくれるこのエンジンは、そのスマートな速さがA8のキャラクターにとても良く合っている。サウンドもより澄んでいて、こちらではエンジン音が殊更気になることはなかった。

フットワークはいずれも強めのアンダーステアに終始する。ロングボディはともかく標準モデルはもう少し軽快でもいい気はするが、クワトロとの相乗効果で高い安定性、安心感を実現しているのも事実。結局はこのセグメントをどう見ているかというブランドの個性と評するべきかもしれない。

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