カービューも参戦、第27回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース

写真：倉増 崇史

筑波の最高気温は30度以上

9月に入ったとはいえ、日中は皮膚を貫くような日差しが路面を焦がす。予選結果はトップからおよそ2秒遅れ。1分12秒5で27台中17位となった。1分12秒台は14チームがひしめき合う激戦の中、オールサラリーマンチームでは優秀な順位だろう。

今年が参戦9年目、2011年の優勝監督でもあるヤマモトは「じっと我慢。上が落ちて来るのを待つ。耐久レースだから何が起こるかわからない」と言葉に重みがある。

決勝は、日が傾きだした16:15にスタート。スタートドライバーを務めるウダガワは、1周目に2つ順位を上げ、その後は各チームのエース級を相手に、4番手まで順位を上げていく。「10台抜いて帰る」という言葉をスタート前に残していたが、それ以上の働きぶりである。

スタートから30分後の16:44、ゼッケン77の「月刊自家用車 / オートメカニック」が最終コーナー手間でストップ。ここでセーフティカーが入る。これを機に上位3チームが昨年度のレース結果などから、４耐実行委員会が決定したハンディキャップを消化する為にピットイン。