Cクラスクーペ海外試乗 C初のクーペの実力は?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:メルセデス・ベンツ日本
メカニズムに関しても、セダン/ステーションワゴンとの相違点はほとんど見当たらない。但し現時点でのラインナップを見ると、ガソリンエンジン車に用意されているのはC180ブルーエフィシェンシー(以下C180)、C250、C350の3グレードで、C200は未設定である。
C180とC250のエンジンは基本的には同じ直列4気筒1.8リッター直噴ターボで、ECUのチューニングの違いによってC250の最高出力204ps、最大トルク310Nmに対して、C180は同156ps、250Nmに留まる。そしてC350には最高出力306ps、最大トルク370Nmを誇るV型6気筒3.5リッター直噴エンジンが搭載される。
いずれもATはセダン/ステーションワゴンと同じく、スリップの低減など改良が加えられた7G-トロニックプラス。そしてECOスタート/ストップ機構も4気筒モデルを含む全車に搭載される。
まずは動力性能の差から見ていこう。最初に乗ったのはC250。最高出力204psを発生するエンジンがもたらす動力性能は小気味良いもの。しかし新搭載の7G-トロニックプラスは、変速レスポンスにやや不満が残った。キックダウンさせてもMモードでパドルシフトを試みても一瞬待ち時間がある。セダンと違いはないのだろうが、クーペだけに自分の中での期待値が上がっているのだろう。
一方、洗練された動作に感心させられたのがECOスタート/ストップ機構である。特に再始動の素早さには目を見張る。日本仕様の4気筒モデルも早く標準装備にしてほしい。
C350のV型6気筒エンジンは、大排気量NAらしい自然なレスポンスとトルク感が心地良い。しかし硬質なフィーリングは惚れ惚れするほど…とまでは行かず。4気筒モデルに乗った後だとノーズの重さも気になった。
予想以上に好印象だったのがC180だ。トップエンドの伸びとパワー感はC250より明らかに劣るが、実用域の力強さにはスペックほどの差は体感できない。実際、普段使いで上まで回す機会がどれだけある? と考えるとこれで十分。十分に満足できる。
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