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ミニバン好調で2016年は好スタート【ボディタイプ別売れ筋】

プリウス登場もハッチバックは前年より縮小

1月の新車販売は、全体ではマイナスとなったものの、ミニバンとSUVの好調な販売により登録車(商用車含む)は前年比0.2%増、登録乗用車に限れば1.3%増と前年を上回った。さっそくその動きをボディタイプ別に見ていこう。

区分はハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン(ワンボックス含む)、SUV(クロスカントリー車含む)、クーペおよびオープンカー、軽乗用車の7部門とし(外国メーカー車は除く)、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の統計に加え、「トヨタ カローラ」のように同じ車名で複数のボディタイプを持つモデルについては自動車メーカー調べのデータで集計。なお一部データに概算数字が含まれるため、総合計データとやや誤差が生じる点はご了承いただきたい。

また、今回は2016年最初のボディタイプ別集計となるため、編集部でカテゴリー分けを改めて検討し、一部車種の分類を変更した。その結果、「スバル レガシィアウトバック」の分類をツーリングワゴンからSUVへと変更した。これにより統計に差異が出ることになるが、数値の変動が大きい場合は随時補足を加えていく。今後も市場の変化に合わせ定期的に分類の見直しを行っていくつもりだ。

さて、1月の販売状況を1年前と比べると、市場規模が拡大したのは、ミニバン、SUV、クーペ/オープンカーの3部門。新型「トヨタ プリウス」の登場でこのところ拡大傾向にあるハッチバックの市場規模は、去年との比較では意外にも縮小している。最も拡大したのはミニバンで、国産乗用車市場においてますます存在感を増している。

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