プロパイロットを新採用したエクストレイルMC版はソツのない仕上がり
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:篠原 晃一 1
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そういったストレスを低減してくれるのがハイブリッド車。基本的にガソリン車と同じエンジンに、30kW/160Nmのモーターが追加されたことで、とくに低回転域でのアシストが有効だからだ。1モーター式ながらエンジンを完全に切り離せるよう2クラッチ式としているシステムのため、発進時や低負荷時はモーターのみでの走行を可能としている。クラッチ制御はそれなりに忙しく働いているはずだが、いやな振動やショックはほとんど感じない。ドライバビリティが良好になっているのに加えて、静粛性が高いのもハイブリッド車の魅力だろう。
今回、走りに関する唯一の改良は、エコモードで走っているときにアクセルオフした際の回生量が15%増やされたこと。実用燃費改善へ貢献するためのものだが、減速が強すぎるなんてことはなく、むしろ走りやすい場面もあるほどだった。
乗り心地もハイブリッド車のほうが良い。車両重量が増えるが、それがいい方向に働いて動きがゆったりとするからだ。もっとも、乗り心地はガソリン車も悪くはない。今回、ハイブリッド車が17インチ・タイヤを履くのに対して、ガソリン車は18インチだったが、さほど気になるゴツゴツ感や突き上げはなかった。
最近は日本車も電動パワーステアリングが徐々に進化してきており動的な質感向上に繋がっているが、エクストレイルのそれは並レベル。もう少しフリクションが低減され、高速直進時の微修正が自然な感覚になれば、クルマと一体になれて運転が楽になりそうだ。そういった細部以外に特に気になる点はなく、ソツのない仕上がりをみせているエクストレイル。プロパイロットの採用によって、さらに人気は上がりそうだ。
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