新型オデッセイに試乗。ノーマルが心も軽い!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:齋藤 正
4代目はご覧のように先代からのコンセプトを継承する。もっとも先代である3代目はオデッセイの歴史の中でも特に大変革を受け、低床・低重心・低全高を得て、もはやミニバンではなくミニバンとワゴンのクロスオーバー的存在となった。さらに上級エリシオンを派生したことに加え、新ジャンルと考えれば台数もそれなりに捌けていると見ることもできる。ただオデッセイの名を冠していることを考えると、過去の栄光からすれば寂しい。果たしてホンダは4代目で、そうした状況を打破できるかが興味深い。
コンセプトとプラットフォームを継承し、5年のスケジュールでフルモデルチェンジしたことは奇しくもVWゴルフと同じだ。しかもホンダにとってオデッセイは今やブランドを代表する点も、VWにおけるゴルフと似た意味合いを持つ。ただ一番の違いは最新のゴルフVIが生産効率向上のためにモデルライフを1年前倒ししたのに対し、オデッセイはモデルライフを通常より1年伸ばして新型を登場させた。そう考えるとゴルフVIは従来環境改善のための新型だが、オデッセイは通常より1年長いライフでもある程度の台数を捌く実力があった=一定の成功は収めたわけで、新型はそんな成功を引き継ぐこととなった。
成立ちが似たゴルフVIがそうであるように、オデッセイもまた先代を継承しつつ「売れる」要素を満載する手法を採った。例えば内外装はクオリティ向上を図り、サスペンションも形式こそ同じだがブラッシュアップが図られた。さらにノーマルには「ECONボタン」を与えてエンジンとCVTの特性を変更することで省燃費運転を支援する他、インターナビでも省燃費ルートを採用。さらに車両を俯瞰から見て駐車支援するマルチビューカメラを採用するなど、時代に相応しい装備を数多く与えている。さらに今回、地味ではあるもののエンジンも新開発のものに置き換えられている。ならば走りはいかに…?
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