マツダ3はゴルフを完全に超えた。力不足のエンジンは日本仕様に期待
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:マツダ
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:マツダ
「このクラスのベンチマークである『VWゴルフ』は完全に超えていますね」。試乗会場のホテルから出発して、わずか2~3分で僕の口からは、そんな言葉が出た。
僕は試乗の際、動画を撮影するので必ずカメラを回すが、それを見返すとのっけから深く感心する様子が映し出されていた。これぞ、新型「マツダ3」を端的に表したひと言である。いきなりVW ゴルフを超えたと言ってしまえるほど、このクルマは強烈な完成度の高さを見せていたのだ。
実は試乗前の車両概要説明で、開発主査の別府耕太氏は今回、「あらゆる質感を飛躍的に高めることを目指しました」と語った。そんな言葉を受けて我々ジャーナリストはヒソヒソと、「言葉通りだったら理想の1台だし革命的だけど、そうじゃなかったら…気まずいねぇ」と話していたのだ。これまでも数々の試乗会で、こんな風に大きく出た開発主査は何人もいたわけで、果たしてお手並みは? という感じで試乗車に乗り込んだのだった。
そしてクルマを動かした直後から、僕は饒舌になった。「いま試乗を始めましたが、あーなんだろうすごく気持ち良い感じ、なんだろうこの滑らかな感じは、かなり印象的な滑らかさです」というコメントを一般道に出る前に口にして、さらに驚きの部分へのコメントが続く。
「それとウインカーレバーのタッチ、そしてウインカーの音に至るまで丹念に作り込まれています」。僕自身、ウインカーレバーの操作感とその音について語ったのは初めてだ。
ここからも分かるように新型マツダ3は、このクルマを構成するひとつひとつのパーツを徹底的に開発して、そして組み付けて磨き上げたような1台で、これまでに経験したことのない隙を感じさせないプロダクトだった。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
プリウスオーナーにおすすめ!鋭角のフロントガラスにフィットする内窓専用ワイパー カーメイト
ジープ 限定車「コマンダー オーバーランド」発売 ブラウン内装がプレミアムな室内空間を演出
レンジローバーイヴォーク 2025年モデル受注開始!PHEV車を中心に価格を見直し
ベテランだってチト怖い!? 鬼門!! [高速道路の合流]への恐怖心を払拭せよ!
昭和世代じゃなくてもグッとくる!? ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う