宇宙人風の見た目以外、サイズも燃費も価格も隙のないヤリスクロスの登場で身内もライバルも赤信号!?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦 124
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一方、走りは確かに凄い。そもそもヤリスからして乗り心地、ハンドリング、静かさはクラスを超えていたが、そのアドバンテージをしっかり保っている。
中でも電池性能が従来比で2割は上がった新世代の1.5Lハイブリッドの出来が凄く、走り出しから電動感高し。システム出力は116馬力と平凡だが、141Nm(※FFの場合)の電動モータートルクが効いて発進から力強い。
乗り心地もハッチバックほどの路面のザラザラ感はなく、硬めだが良好。さらにメーカー計測実燃費が驚きで、横浜みなとみらいと大黒ふ頭を往復してリッター25km超え! いくらコンパクトとはいえSUVでこの燃費性能はぶっちぎり。ぶっちゃけEV要らずだ。
120psのノンターボ1.5リッターガソリンの方も悪くなく、発進用に1速ギアを設けたダイレクトシフトCVTのおかげでスタートからかったるさとは無縁かつ高速域の伸びもいい。実燃費もハイブリッドと同じ区間を走ってリッター20km超え。これまた予想以上だ。高速渋滞時に完全停止するアダプティブ・オートクルーズも基本標準装備する。
実際問題、現在国内で200万円以下から買えるSUVで、ヤリスクロスほどの使い勝手と走りの質と低燃費性を備えたクルマはない。リアシートは決して広いとは言えないが、1つ上のクラスでさほどリアが広くないSUVが続出しているのも追い風。ヴェゼル、キックスには負けるがC-HRには負けない。
なにより最大のアドバンテージは、再び世界最高レベルのパワー&燃費バランスを備えた1.5Lハイブリッド。もしやヤリスとヤリスクロスは、かつての初代、2代目プリウスに匹敵する低燃費アドバンテージを備えているのかもしれない。
もちろんこのデザインが苦手な人が日産 キックスほかに流れる可能性はある。だがあちらは最低でも276万円から。ヤリスクロスのハイブリッドは228万円から。マトモに比べると勝負にならないのが現実なのである。
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