新型911、海外試乗記 無数のナゾを解明せよ
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
サンタ・バーバラの初冬はとても気紛れだった。朝方の青空は昼頃になると消え失せ、灰色の雲の間から冷たい風が水滴を運んでくるほどになってしまった。
観光客だったら、呪ってやりたいほどの天候だったが私の心はリゾート・ホテルの前に並んだクルマに傾注しており、雨に濡れることなど少しも気にならなかった。そこには7年振りに登場した新しいポルシェ911カレラSクーペがドライバーの私を待っていたのである。
90%以上のコンポーネンツをリデザインしたニュー・モデルの開発コードは991と逆戻りした。発表当時からこの番号の謎を解こうとした人は沢山いて、これまでの推理は「開発中に我々ジャーナリストにバレないようなカムフラージュ。」「997よりも前に開発がスタートした。」「998はすでにポルシェ社内で使われていた。」とかいろいろある。
しかしマティアス・ミュラー・ポルシェ社長、そして911の開発担当であるアウグスト・アハライター氏に直接聞いても暖簾に腕押し状態、彼らの答えは「開発番号には順番でなければならないという規則はない。」とのことである。たしかに964から993そして996と最近のカレラは以前にも増して行ったり来たりしている。まあ空いていた番号を探して付けたというのが正確な所かも知れない。ちなみに999以上と言うのはあり得ないらしく、例えば997から継承しているエンジンの開発番号は9A1と間にアルファベットが入っている。あるいはこれが911の将来的な開発コードを示唆しているのかもしれない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!