新型911、海外試乗記 無数のナゾを解明せよ
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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さて、雨も小降りになったので改めてニュー911に近づく。その第一印象はもちろんキープ・コンセプトで、特にフロントからの眺めには大きな変化は無い。一方リアは細長い矢尻のようなテールライト、さらに薄くなったサービスリッド、そしてリトラクタブル・リアウィングの洗練されたレイアウトが新しさを生んでいる。ちなみにニュー・カレラではサービスリッドを開けても見えるのは2基のファンとオイル&冷却水の注入口だけでボクサー・シックスの存在は認められない。まあエンジンのショーオフという点に関してポルシェは昔から冷淡だから仕方が無いと諦めることにしよう。
ところでちょっと離れて見るカレラ・クーペは、低く、そして長くなったという印象を受ける。それはボディサイズで裏付けられる。ニュー・カレラ・クーペの正確なサイズは全長4491mm×全幅1808mm(ドアミラーを含めると1978mm)×全高は1303mmである。つまり56mm長く、幅は不変で、高さが7mm(カレラ)~6mm(カレラS)低い。またホイールベースは100mmも延長されている。それでストレッチした感じがするのだ。とくにドアとリアホイールアーチ前までの空間が目立つ。
それでもチーフ・デザイナーのミヒャエル・マウアーの言うように20インチタイヤ&ホイールの採用で間延びした感じは無い。ただし今回用意されている試乗車はすべて20インチが標準になっている911カレラSなので、19インチが採用されているスタンダードのカレラがどのように見えるかはまだ「?」である。
この「延長」の理由は現在のところ「ダイナミック性能の向上を目指すため」と説明されているが、ハイブリッド化のための準備でもあることも間違いが無い。たとえばアウディA6やQ5などの縦置きエンジン用に採用されているZF製の電気モーター+クラッチのハイブリッド・ユニットの厚さはおよそ7.5cmなのだ。
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