「ZR-V」一部改良に賛否。質感アップの新塗装に好評価も“価格アップ”には厳しい声…それでも販売は堅調か
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 76
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今回の一部改良について、ある業界関係者は次のように話しています。
「今回の改良が比較的小規模にとどまった背景には、戦略的および商品的な理由があると考えられます。
ZR-Vは発売からまだ2年弱というタイミングであり、モデルとしての完成度も高いため、大きな変更を加える必要がなかったのでしょう。そもそもホンダの場合、“一部改良”とは、フルモデルチェンジの中間地点で行われる改良(マイナーチェンジ)とは異なり、販売促進や市場の反応を見ながら、最小限の手直しを行う位置づけにあります。
実際、ZR-Vは2024年の年間販売台数が4万1513台と、爆発的とは言えないものの、堅調で安定した販売を維持しています。そのため、現時点で大きな仕様変更に踏み切るリスクを取る必要はなく、結果的に“値上げがメイン”という印象になってしまったのかもしれません」
今回の一部改良は小規模にとどまりましたが、今後のマイナーチェンジやフルモデルチェンジでどのような変更が加えられるのか、引き続き注目が集まりそうです。
(終わり)
>>【一部改良】された「ZR-V」を写真で詳しくチェックする
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(写真:ホンダ、スバル、日産)
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