本日発表! ボルボ6モデル目のクリーンディーゼル「V60クロスカントリー」
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
ボルボが中核モデルの60シリーズに「V60クロスカントリー」を追加し、10月6日から販売をスタートする。同モデルは「クロスカントリー」としてはV40に続く2モデル目、ボルボのクリーンディーゼルモデルとしては6モデル目(※)となる。
※他にV40、V40クロスカントリー、S60、V60、XC60
ワゴンの「V60」をベースに最低地上高を65mm上げ、SUVテイストの専用装備が与えられた「V60 クロスカントリー」。外装ではハニカムデザインのフロントグリルをはじめ、前後のスキッドプレート、専用ルーフレール、サイドスカッフプレート、ブラックのフェンダーエクステンション、艶ブラックのサイドウィンドートリムやドアミラーカバーなど、数々の専用装備が奢られている。
内装ではオプション装備として、専用のブラウンステッチやツートーンカラーを用いたスポーツシートが設定された。
グレードは、クリーンディーゼル仕様「D4 SE」と、ガソリン仕様「T5 AWD」の2種類が設定された。
「D4 SE」は、2.0リッター直4ターボディーゼル「D4」に8速ATを組み合わせ、最高出力190ps/最大トルク400Nmのパフォーマンスと19.5km/Lの低燃費(JC08モード)を両立している。駆動方式はFFのみ。
ボルボのディーゼルで特徴的なのは、デンソー製の「i-ART」と呼ばれるコモンレール式燃料噴射システムを採用した点だ。このシステムでは、最大2500barの高圧かつ1サイクルあたりの燃料噴射を2回から最大9回までに分ける緻密な制御、さらに10万分の1秒という噴射タイミングのずれも検知して自動修正する制御を可能とし、出力と燃費の好バランス、排気ガスのクリーン化を実現している。
一方の「T5 AWD」は、2.5リッター直5ターボに6速ATを組み合わせ、最高出力254ps/最大トルク360Nmを発揮し、JC08モード燃費は12.6km/Lをマーク。駆動方式はAWDで、ヒル・ディセント・コントロールも備える。
なお、歩行者・サイクリスト検知機能付き追突回避・軽減フルオートブレーキや、全車速追従機能付きACCを含む、ボルボ自慢の安全装備「インテリセーフ」はいずれのグレードにも標準装備となる。
V60 クロスカントリー D4 SE=494万円
V60 クロスカントリー T5 AWD SE=519万円
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