日産 GT-R 2020モデルに試乗。新ターボとカーボンパーツで武装したNISMOは2400万円超

新ターボとカーボンパーツを装備

2020年のGT-R NISMOは、パワーと軽さを両立すべく、高レスポンスの新ターボチャージャーを搭載。また、新たにカーボンパーツ化されたルーフとボンネット、フェンダー、カーボンセラミックブレーキとハイグリップタイヤなどを装備しています。実際にNISMOモデルの実車を見てみると、カーボン製のフロントフェンダーのエアアウトレットが多少目立ちますが、エンジンフードも車体同色に塗装されていますので、今回の変更でエクステリアに大きなインパクトは感じませんでした。

しかし、カーボン製とすることにより、エンジンフードで2kg、フェンダーで2kg、ルーフで4kg軽量化されています。1720kgの車重に対して小さい数字に見えてしまいますが、車体中心より遠いヨーの発生する部分の軽量化で運動性能の向上がはかられています。また、カーボンセラミックブレーキもバネ下重量の軽量化に寄与し、ローター温度が1000度でも変色しないイエローの塗装が採用されています。

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