【2025年最新ラインナップ】長距離も災害時も頼れる実力派！ EVを買う前に“国産PHEV”という現実解を考えてみた

ハリアー

充電スポットや航続距離で煩わされない現実的な使い勝手

EVと比較した場合のPHEVの最大の利点は、その柔軟性にある。

EVは航続距離に限界があり、充電スポットの確保が不可欠となる。とくに自宅に充電設備がない場合や、長距離移動を想定した使い方では不安が残る。

また、充電時間はガソリン車の給油と比較して長く、旅先などでの「充電待ち」がストレスになる可能性もある。たとえ急速充電でも、複数台の待機があれば1時間以上待たされるケースは少なくない。

しかしPHEVであれば、日常の通勤や買い物はEVとして活用し、長距離移動やレジャー時にはガソリンエンジンでカバーできる。充電インフラが整っていない地域への移動も、ガソリンさえあれば問題ない。

また、給電機能を備えたPHEVも多く、災害時などには非常用電源としても活用できる。こうした点も、PHEVが「実用的な選択肢」として支持される理由といえる。

日本メーカーも、このPHEVの可能性にいち早く着目し、魅力的なモデルを多数市場に投入している。ここでは、現在購入可能な国産PHEVの中から、とくにおすすめのモデルとその特徴を紹介していこう。