多彩な特別仕様車盛りだくさん マツダ「CX-5」のグレード選びは悩ましい
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:マツダ 61
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:マツダ 61
現在販売されているCX-5のグレードとそれぞれの価格は下記のとおりです(※特別仕様車を除く)。
【ガソリン】
●20S Proactive(プロアクティブ)
290万9500円(2WD)/314万500円(4WD)
●25S L Package(Lパッケージ)
320万1000円(2WD)/343万2000円(4WD)
【ディーゼル】
●XD Proactive(プロアクティブ)
322万8500円(2WD)/345万9500円(4WD)
●XD L Package(Lパッケージ)
352万円(2WD)/375万1000円(4WD)
トランスミッションはいずれのグレードも6速ATが基本ですが、ディーゼル車では6MTを選択することも可能です。
標準グレードに相当する「Proactive」に対し、上級グレードの「L Package」は当然ながら各種装備が充実しています。しかしCX-5の装備はProactiveでも普通に充実はしていますので、必ずしもL Packageを選ぶ必要はないでしょう。このあたりは「人それぞれの趣味の問題」に帰すと思いますので、詳しくはマツダ公式サイトのWEBカタログなどを見ながら、楽しく悩んでみてください。
またCX-5は2022年4月上旬現在、何種類かの魅力的な特別仕様車(下記参照)も販売されていますので、そちらも検討対象に加えてみることをおすすめします。
【特別仕様車】
●Smart Edition(スマートエディション)
267万8500円~|豪華装備は不要と思う人にはお買い得
●Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)
304万1500円~|ブラックアウトされたグリルやホイールで精悍な印象に
●Field Journey(フィールドジャーニー)
323万4000円~|オフロードテイストを際立たせた4WD車
●Sports Appearance(スポーツアピアランス)
325万6000円~|ブラックメタリックの19インチホイールがカッコいい
●Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)
352万5500円~|BOSEサウンドシステムなども標準装備の最上級仕様
特別仕様車を含め、どれを選んでも大いに満足できるはずのCX-5というクルマゆえ、「唯一のおすすめグレード」というのは特にありません。各自のお好みや予算感などに応じてお好きなグレードを選べばそれでOKです。
しかし、余計なお世話として「非常に好バランスである」と思うグレードをひとつ挙げるとしたら、ガソリンエンジンではなく2.2Lのディーゼルターボエンジンを搭載する「XD Proactive 2WD(322万8500円)」でしょうか。
前述のとおりCX-5は標準グレードであるProactiveでも装備は普通にまあまあ充実しており、ディーゼルターボエンジンならではの力強さは「運転がラク」という結果につながります。悪路を走る人には4WDのほうがいいのでしょうが、一般的に使う分には2WDでも何ら問題はなく、そして4WDよりも断然安価に入手できる――という意味で、2WDのXD Proactiveが注目株となるのです。
CX-5のライバルとなるのはトヨタ「ハリアー」、「RAV4」、スバル「フォレスター」、日産「エクストレイル」といったあたりでしょうか。
ここに挙げたCX-5以外の4車はどれも素敵なSUVではありますが、エクストレイルは2013年デビューということで設計年次がいささか古いため、CX-5と比べた場合の総合的な商品力は劣ると言わざるを得ません。
ハリアーおよびRAV4は設計年次が新しく、運転支援システムも最新世代。さらにはハイブリッド車もありますので、燃費を重視したい人はCX-5ではなくハリアーまたはRAV4のハイブリッドを選んだほうがいいかもしれません。ただ、燃費うんぬんよりも「運転すること自体の面白さ」に重きを置きたい人は、CX-5を選んだほうが、より満足できそうではあります。
そしてフォレスターは、「運転すること自体の面白さ」に関してはCX-5とほぼ同等であり、雪道や悪路などにも非常に強いSUVです。そのため、CX-5の4WD車を検討している人にとっては、全車フルタイム4WDのフォレスターは強力なライバルとなります。
しかし「内外装のデザインセンス」に関しては、フォレスターよりもCX-5のほうが上であるように筆者には思えます。まぁこのあたりは人それぞれの感じ方でしかありませんが、「美しい世界感」を求めたい人には、フォレスターよりもCX-5がおすすめとなります。
いずれにせよCX-5は、「気持ちよく走るためのさまざまなセッティング」と「デザイン」には並々ならぬ意欲を有しているマツダの中核的モデルですので、間違いなく気持ちよ~く走ることができ、また統一感のある美しいデザインの世界に浸ることができる一台です。
大きすぎず小さすぎないサイズのクロスオーバーSUVを探している人には、まったくもっておすすめできる一台であることは間違いありません。
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