モーターが主役の「新型オデッセイハイブリッド」は燃費26.0km/L。ホンダの電動化が加速する
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
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その5代目オデッセイに「ハイブリッド」が追加されたのが、今回のマイナーチェンジの最大のポイントである。これによって現行オデッセイは、2.4リッター直噴ガソリン、2.4リッターガソリンの2種類の4気筒エンジンに加えて、ハイブリッドという合計3種類のパワーユニットを持つことになったわけだ。
ハイブリッドシステムは、ホンダが「スポーツハイブリッド」と呼ぶ2モーターのi-MMD方式だが、最大のポイントは、アトキンソンサイクルを採用した2リッター直4ガソリンエンジンが145psと17.8kg-mを出すのに対して、モーターの方は184ps および32.1kg-mと、エンジンを凌ぐパワーを発生することにあるといっていい。
かつてのホンダハイブリッドが、エンジン主体でモーターはターボ的なトルクアシストというイメージだったのを思い出すと、ちょっと驚くスペックである。それらの結果、JC08モード燃費は2.4リッターガソリンエンジンの12.8~14.0km/Lから、ハイブリッドでは24.4~26.0km/Lへと大きく向上する。
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