新型M5、最速スーパーセダンがさらに刺激的に
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:BMWジャパン
V10を捨てた大きな理由は燃費向上だ。実際、EU複合モードの燃費は10.1km/L、CO2排出量は232g/kmと、ざっと3割の大幅減を実現している。
エンジンの基本部分はX5M/X6Mと共通。しかし直噴化されたシリンダーヘッドをはじめほとんどの部分は新設計されている。2基のツインスクロールターボチャージャーが、90°のVバンクの中に収められているのは、省スペース化だけでなく、排気ポートとタービン、触媒の位置を近づけることでエネルギーロスの低減にも繋がっている。脈動を利用して排気効率を高める左右バンク間を繋いだクロスバンクエギゾーストマニフォールドもM社独自の技術だ。
最大トルクを発生するのは1500~5750rpmの幅広い回転域。一方、560psの最高出力はその直後の6000~7000rpmの間で炸裂する。低中速域でフラットなトルクを発生する一方で、高回転高出力型のDNAも失われていないのだ。レスポンスの面でも、インテークマニフォールドのショート化で、スロットル操作に対して吹け残りの少ないキレの良い反応を得ている。「ターボなんて…」とは言わせないぞという開発陣の意気込みが、そこここから伝わってくる。
ギアボックスはデュアルクラッチを採用した7段のM DCT ドライブロジック。スタート/ストップ機能も備わるが、再始動は多少タイムラグがある。一瞬の待ち時間に耐え切れずアクセルを踏み込んでしまうと、その後のトルクが半端無いだけに、ドーンという大きなショックに見舞われることもあった。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!