4WD追加から1年。「セレナ」の現在の売れ行きは？ 「ノア／ヴォクシー」に押され気味も年末に改良を控える【販売店情報】

日産 セレナ

年末の改良を控えてガソリン車は受注停止に

2025年9月の販売データによると、セレナは6928台を記録し、前年比83.8％と減少しているものの登録車全体では10位を記録しています。

依然として高い人気を維持していますが、前出の販売店担当者は次のように話します。

「現在は、2025年末頃に予定されているマイナーチェンジに向けて受注の調整を行っており、ガソリンモデルは新規の受注を停止しています。

マイナーチェンジを待たれるお客様もいらっしゃいますが、価格の上昇が見込まれることから、現行モデルの駆け込みのご相談も増えています」

一方で、競合モデルであるノア／ヴォクシーは、2025年9月に実施された一部改良をきっかけに再び注目を集めています。グレード構成やボディカラーの見直しが行われたことで、8月の新車登録台数はいずれも前年同月比100％を超える伸びを見せ、販売回復の兆しが見られました。

セレナも年末のマイナーチェンジで販売台数が再び伸びる可能性は十分にあります。

インターネット上では、「次の改良でフロントデザインが変わるのでは」「一部グレードの整理や仕様の追加があるかもしれない」といった予想の声が上がっています。

2025年10月時点ではマイナーチェンジの詳細について日産から公式な発表はなく、続報が待たれます。

（終わり）

（写真：トヨタ、日産、ホンダ）