メルセデスの最新「GLC EV」は“300SEL”顔？ 800V充電＆0-100km加速4秒未満などのスペックも明らかに

GLC400 4Matic EQ Technology プロトタイプ「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

クラシック顔と最先端EV美学が融合

メルセデス・ベンツのCEO、オラ・ケレニウス氏が公式YouTubeティザーで登場し、EQテクノロジー搭載の「GLC 400 4マチック」プロトタイプのハンドルを握りながら、ある“秘密”を明かしました。それは、フロントデザインが1960年代の伝説的モデル「300SEL 6.3」にインスパイアされているというもの。

300SELは、当時の高性能ラグジュアリーセダンとしてメルセデス史に名を刻んだモデル。その特徴的な巨大グリルは、今見てもインパクト絶大です。

ケレニウス氏いわく「この象徴的なデザインを現代のテクノロジーで再構築することに大きな意味がある」とのこと。新型「GLC EV」の顔つきには、単なるノスタルジーにとどまらない“未来と過去の融合”という哲学が詰まっています。

なお、GLC EVの正式発表は、9月に開催されるミュンヘンモーターショーの予定。「CLA EV」や電動「Gクラス」と同様に、CEO自らティザーで盛り上げる戦略もすっかり恒例となってきました。カモフラージュされた姿でも、クラシックな雰囲気はしっかり伝わってきます。

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