ゴルフ1から始まる歴史 写真で5世代をチェック!
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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同じく9年間隔で1992年に登場するゴルフIIIは、ヘッドランプを丸目から楕円異形に変更し、直線的なスタイリングから丸みを帯びたエッジへと面構成を切り替えるなど、デザインは先代までの流れから一歩踏み出したものとなった。特にヘッドランプの形状については、ファンの間で賛否両論が巻き起こっている。
ボディサイズは全長4020mm×全幅1695mm×全高1420mmとさらに拡大され、ボディタイプではゴルフワゴンがはじめて1993年に設定されている。排気量も1.8リッターに加えて2.0リッターが加わり、さらにコンパクトクラスでは初となる2.8リッターV6を搭載するホットモデルのVR6も追加されている。トランスミッションはATが4速になった。足回りではサスペンションも全面的な見直しを受けた。
ABS・ハイマウントストップランプ・運転席&助手席エアバッグなどの標準装備が進められるなど、安全性や環境性能の高さが重視されたのも3代目の特徴で、2代目ゴルフまでの路線を再定義し、ゴルフがコンパクトカー=大衆車から、高級化路線へと踏み出す下地が着々と準備されていく。またその一方で、装備を簡略化し、歴代ゴルフとしては最も廉価となったグレードCLiも設定。生産台数はゴルフIIIで1600万台を越えた。
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