ゴルフ1から始まる歴史 写真で5世代をチェック!
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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5代目ゴルフは2003年に登場。ゴルフVIで展開されたプレミアム思想をあらゆる面から追及したゴルフVは、エクステリアではダイナミックでエモーショナルなデザインを導入、走りでもゴルフの歴史に新時代をもたらす。シャシー&ボディは一新され、リアサスペンションはついにダブルウィッシュボーンベースのマルチリンクが与えられた。
だが最大のトピックは、次々に繰り出されたパワートレーンの革新にある。発売当初から6速トルコンATとアウディ譲りの直噴FSIエンジンという、クラスを超えた高機能パワートレーンを導入してライバルに差をつけたが、後期型ではさらなる革新を迎える。
後期型になると、ゴルフの主力パワーユニットは過給でダウンサイズを行うTSIユニットへと進化する。1.4リッターツインチャージャーに続き、1.4リッターシングルチャージャーエンジンを導入し、主力ユニットの排気量を2リッターから1.4リッターへとダウンサイズ。さらにトランスミッションにも革新がもたらされ、ギアボックスはこれまたアウディから搭載が始まったデュアルクラッチ式セミATのDSGに進化。6速湿式タイプに続き、最終型ではより燃費に有利な7速乾式タイプも導入済みだ。
一方でトゥーラン、ゴルフヴァリアント、イオス、ティグアン、アウディA3とTT、シュコダやセアトなどグループ内の各ブランドへのプラットフォームの水平展開はさらに徹底されるなど、生産の合理化は、コストがかかりすぎて儲からないといわれたこのゴルフVでも着々と推し進められ、その成果は新型ゴルフVIで結実することになる。
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