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新型ホンダ シャトル、目指したのは“瞬間リゾート”?

新型ホンダ シャトル、目指したのは“瞬間リゾート”?

写真は「HYBRID Z(FF・238万円)」グレード

外観はほぼシャトルオリジナル

5月に出たばかりの新型シャトルは、いわゆる5ナンバーのコンパクトステーションワゴンだ。一見トヨタ・カローラフィールダーや日産ADシリーズのライバルにも見えるが、磯貝さんは「まったく気にしてません」と言う。フィットシャトルと呼ばれていた時代は多少は意識したようだが、独立して“シャトル”となった今、ますます気にならない存在になったらしい。

実際、スタイリングは前後の4枚ドア以外はフルオリジナル。フロントマスクからフェンダー、ルーフ、テールゲートはすべて専用デザインでインテリアも同様。中身はエンジンをはじめ7割がフィットと共通だが、サイズもコンセプトも違う別のクルマなのだ。

しかし、エクステリアはオザワ的には微妙だ。全長×全幅×全高は4400×1695×1545mmでフィットに比べて445mm長く20mm高くなっているが変わらず5ナンバーサイズだし、フロントはグリルもLEDリフレクターを全面に使ったライトデザインも違うし、ノーズの出方が明らかに無骨でエグいがそれでもイマドキのホンダ顔。正直、違いは感じるけど高級かっていうと…うーむ。

一方、リアは横基調で横一線のメッキガーニッシュが入っててフィットとは全然違う。リアも長いし、明らかに大人びたワゴンスタイルではある。

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