新型エスカレードに試乗。唯一無二の世界観に脱帽!
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
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そして、エスカレードの車内は静かだ。理由はいくつもあって、吸音材が多用されているほか、フロントとフロントサイドウインドウは樹脂を両側からガラスで挟んだタイプが採用されている。加えて、BOSEと共同開発したアクティブノイズキャンセレーション(スピーカーから騒音を打ち消す音を出す仕組み)も取り入れられている。
プレスリリースには「ドアミラーも風切り音を軽減するようデザインされた」とあった。これには思わず「でもボディ全体がカクカクしてて風切り音発生装置みたいなカタチじゃん!」とツッコミそうになったが、走行中の車内は本当に静かなので、ボディも巧みにデザインされているのだろう。
衝突軽減ブレーキ、レーン・デパーチャー・ウォーニング(車線逸脱を警告するシステム)、クロス・トラフィック・アラート(後方左右からの車両の接近を警告するシステム)など、近頃の高級車にマストアイテムとなっている安全装備が備わるほか、横転時に前席左右の乗員が衝突するのを防ぐために前席の間でエアバッグが展開するフロントセンターエアバッグが採用されるなど、ユニークな装備も付く。アダプティブ・クルーズ・コントロールは完全停止にまで対応する。
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