【ついに“ランエボの血”が入った】三菱「デリカD:5」がビッグマイチェンでS-AWC搭載。価格据え置きのお買い得参戦にも注目

新型デリカD:5

三菱が誇る四輪制御S-AWCがついに「デリカ」へ

新しいデリカ D:5 は機能面でのアップデートも充実しています。

JMSで実車を確認している方から驚きの声もあがっていましたが、なんとメーターが8インチカラー液晶となっています。さらにコックピットをチェックしていくと、シフトレバーの左側にあるダイヤルが新しくなっていることに気付くでしょう。

このダイヤルにより、ノーマル／エコ／グラベル／スノーと4つのドライブモードを選べるようになっています（従来は2WD・4WD・4WD ロックでした）。ダイヤル下のボタンからは、悪路の下り坂で一定速度を保つヒルディセントコントロールも採用されていることがわかります。

これは単にドライブモードの名称を変えたというものではありません。「ランサーエボリューション」にルーツを持つ、三菱自動車の四輪制御技術「S-AWC（スーパーオールホイールコントロール）」が、ついにデリカD:5にも搭載されるというビッグニュースなのです。

「アウトランダーPHEV」にも採用されるS-AWCは、駆動力と制動力を最適制御するという三菱自動車独自の技術として知られています。とくに砂利道やぬかるみに合わせたグラベルモードは、数々のラリーシーンで鍛えられてきた三菱自動車のノウハウが詰め込まれ、高い評価を受けています。